西日本唯一のフライトシミュレーターやセスナ遊覧飛行も！空に近い街・神戸。　　Feel KOBE

よく神戸は「海と山が近い街」と言われています。

六甲山と大阪湾に囲まれた市街地から、南に歩けば海に、北に歩けば山に、それぞれ30分もあれば到達します。

そんな神戸、実は「空に近い街」でもあります。

市内には国内13都市との航空路線が就航する神戸空港をはじめ、西日本唯一のフライトシミュレーターや、絶景が楽しめる遊覧飛行まで、空にゆかりのスポットが点在しています。

今回は、神戸で空を感じ、体験できるスポットをご紹介します。

新長田にある「テクノバード」は、西日本で唯一、飛行機の本格的な操縦体験が楽しめる施設。

実際の現役パイロットも認めるスペックのフライトシミュレーターで、エンジンスタートから離陸・着陸まで、憧れのパイロットになった気分でリアルな操縦体験をすることができます。

ボーイング「Boeing 737－800」のシミュレーター。コックピット内にあるスイッチ類は本物さながら！離着陸時にはリアルな振動も感じられます。

基本は神戸空港を離陸し、関西国際空港でのタッチ＆ゴーを経由してから、伊丹空港に着陸するコースですが、希望すれば世界中の3,000以上の空港から離発着する場所を選択でき、思い出の地や憧れの国に自分の手で離発着することができます。

さらに昼だけでなく、夜間フライトも選ぶことができるほか、初回体験ではパイロットシャツの着替えサービスもあり、気分を高めてパイロット体験を楽しめます。

操縦訓練学校等で実際に使用されているセスナ機「Cessna 172 Skyhawk」のシミュレーターでは、より小回りの利くリアルな操縦体験ができます。

自分の手で明石海峡大橋の上空を飛んでみるといったことも。

実機と同じようにスイッチ類を動かすことができ、リアルなトラブルシューティングも体験できます。

2022年7月からは「G58バロン」という双発プロペラ機のシミュレーターも登場。

セスナとボーイングの中間クラスのような機体で、最新のグラフィックを使った圧巻の景色を楽しむことができます。

シミュレーターではなく、リアルな空の旅の出発は「神戸空港」から。

海に浮かぶ人口島・ポートアイランドの沖合に位置する小さな空港で、三宮から車で約15分、ポートライナーで18分というアクセスの良さです。

街はすぐそこ。神戸空港から市街地まで、あっという間に行き来することができ、空港は郊外にあってアクセスが大変…ということは神戸ではありません。

神戸らしくコンパクトなサイズの空港で、入口から1分でチェックインカウンターへ。

目の前の保安検査場を通るとすぐに搭乗待合室という、まるで駅のように気軽に利用できます。

屋上の展望デッキからは、飛行機の滑走路や海の爽快な景色を眺望できます。

滑走路までの距離も近く、各エアラインの機体たちが仲良く離着陸する様子を間近に見られます。コーヒーを片手に、待ち時間を過ごしてみても◎。

さらにダイナミックに空の旅を楽しみたい方には、「ヒラタ学園」のセスナ遊覧飛行がおすすめ。ジャンボジェットでは味わえない、ロマンあふれる空中さんぽが楽しめます。

ドクターヘリの運航も行う、たしかな技術をもつヒラタ学園のセスナ遊覧飛行。

六甲山の山並みを背景にした神戸の街はもちろん、広く大阪湾から淡路島まで一望できる、ダイナミックな絶景を堪能する空中散歩。

海、山、街の美しいコントラストは国内屈指ではないでしょうか。

新型コロナの影響で、現在一般向け遊覧は中止していますが、クリスマス期間のみスペシャルフライトを実施することがありますので、詳しくはHPをチェックしてみてください。

お泊りは神戸空港からほど近い「神戸ポートピアホテル」が便利です。 　

ポートアイランド内・神戸国際会議場のすぐ隣に位置するシティリゾートホテル。

「神戸夜景が見える北側部屋」が一般的に人気ですが、航空ファンには「神戸空港が見える南側部屋」がおすすめ。

時間帯によって表情が変わる海と空のグラデーションの中、眼下の神戸空港を離発着する飛行機を眺めて過ごすことができます。

夜にはライトアップされた神戸空港と、遠く対岸の大阪南部の街の灯りも見えます。

新型コロナウイルスの影響で、空旅へ行く機会も少なくなってしまいましたが、空に近いまち・神戸で、あらためて空への想いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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