阪急 岡本駅の周辺・岡本商店街の「石畳」を、『石畳風の舗装』に改修する工事がはじまるみたいです。
神戸市東灘区岡本5-1
岡本商店街の「石畳」は1999年に整備されたもので、現在では20年以上が経過しました。
補修を行っても「ガタつき」や「欠け」が目立ってきているため、安全のためにも維持管理のしやすい「石畳風の舗装」にリニューアルされるみたいです。
同時に、老朽化した上下水道の工事も実施されます。
改修される範囲は、阪急 岡本駅を出てすぐ、南北に延びる「岡本坂(青ライン)」と、山手幹線より1本山側の「フェスティバル通り(赤ライン)」の2つ。
この2つの通りは交通量が多く、石畳の傷みが進んでいる場所なんだそうです。
『岡本坂』を海側から見上げるとこんな感じ。
「コープ岡本」横の改札を出て、山手幹線の方へまっすぐ下りる通りです。
突きあたりのドラッグストア「スギ薬局」から少し右に道が曲がっていて、道なりに進むと阪急 岡本駅に着きます。
岡本坂を『フェスティバル通り』まで下りてきて、東を向くとこんな感じ。
「餃子の王将 岡本店」や「珈琲春秋 Kobe岡本店」などお店が多く並ぶ、東西に延びる通りです。
工事は、石畳の撤去 → 水道工事・下水道工事 → 石畳風舗装工事という流れで実施される予定です。
今年度5月中旬~8月下旬には、「岡本1丁目 郵便局前の交差点付近(上図の赤い箇所)」で工事が行われます。
神戸岡本郵便局の手前、岡本坂との交差点の近くには「工事予告」の看板が設置されていました。
看板によると、該当箇所の工事は5月23日頃~7月15日頃に実施されるみたいです。
ちなみに地図の黒丸部分、岡本坂のベーカリー「ドンク」から西に入る路地の一部では、試験的に「石畳風の舗装」に改修されています。
施工された場所がこちら。岡本駅前の「自転車駐車場」の前の道路です。
現在の「石畳」と、改修後の「石畳風の舗装」の境目を見比べてみると、確かにガタつきはかなりなくなったように見えます。
岡本坂・フェスティバル通りの工事は、2023年の完成を目指しているとのこと。
それ以外の場所の石畳も、リニューアル工事の進捗や出来栄えを見ながら、あわせて石畳風に改修するか or 石畳を維持するか、検討していくそうです。
石畳は「岡本のシンボル」として、周辺の上品な雰囲気を作り出していたように思います。
安全面の課題はもちろん、雰囲気を大きく変えないように、という配慮も重要なポイントだったんじゃないでしょうか。
工事期間中は、一部で車両の規制などもあるみたいなのでご注意ください。
ふうか
基本どこへ行くのも徒歩で移動します。
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