JR兵庫駅近くのママカフェ『オルオル ママノトコ』に行ってきた!神戸の現役ママたちからのリアルな声も

「JR兵庫駅」から山側に歩いて4分ほどの駅チカにある、ママと赤ちゃんのカフェオルオル ママノトコに行ってきました。

ママと赤ちゃんが気軽に集まってお喋りできるママカフェタイムのほか、季節行事やベビーマッサージなどのイベント、毎週同じメンバーで集まるクラブ活動などを行う場所で、2022年12月1日にできたばかりです。


神戸市兵庫区塚本通5-2-7

店内はお家のような暖かみを感じる空間になってます。

床は赤ちゃんが裸足で過ごせる無垢のフローリング。絵本おもちゃも用意されていて、自由に手に取ることができます。

プレオープンイベントにお邪魔してみたところ、ママと赤ちゃんが輪になってベビーマッサージをしている最中。笑い声に溢れていて、和やかな雰囲気です。

その輪の中心でマッサージについてレクチャーしているのが、『オルオル ママノトコ』をつくった小林 陽子(こばやし ようこ)さんです。

お店のオープンにあたっての想い神戸市の子育て事情について思うところなど、いろいろとお話をうかがってきました。

ようこさんは元・保育士で、幼稚園に通うお子さん二人を育てるママでもあります。今は幼稚園の役員を務めていて、卒園式の準備に忙しいそう。そんな中で、なぜお店をオープンしたいと考えたのでしょうか。

ようこさん:
ママ同士が繋がったり友達をつくったりする機会が少なくなってる
と思うんです。

大変な子育ての時期に他のママと話せるだけでもラクになるのに、特に最近はコロナの影響が大きくて。
私は人と人が関わっていてほしい。でもそういう場所は多くないから、私がつくりたい!何とかしないと!と思って。

「まずはママたちが元気じゃないと、子どもたちも楽しくないから」と笑顔で話すようこさん。その気持ちはお店の名前にも反映されてます。

「オルオル」とはハワイの言葉で「心地良い」「楽しい」といった意味があるそう。「ママが誰かと繋がる喜びを感じれば、子どもたちの喜びにも繋がるはず」と語ってくれました。

しかし、オープンまでは紆余曲折あったようです。ベビーマッサージ講師の資格を活かして最初はママと赤ちゃん向けにベビーマッサージの教室を開こうとしましたが、困ったのが場所の問題

レンタルスペースを探してみても使用料金が高く、営利目的ではないのに、参加者から高い受講料をもらう必要が出てきてしまうことに悩んだそう。区役所や児童館の無料スペースも、求めている条件には合いませんでした。

その時、ようこさんは「資格や経験を活かして誰かに何かをやってあげたいと考えているママは、自分以外にもたくさんいるはず。そういう人が活動しやすい場所や仕組みが整っていればいいのに」と感じたとのこと。

だからこそ「オルオル ママノトコを、資格や経験を持っているママたちが活動できる場所想いを実現できる場所としても使ってほしい」と言います。

イベントに参加していたママたちにもお話を聞いてみました。

育児中は家族以外と話す機会が減るので、『オルオル ママノトコ』ような場所で、他のママたちとゆっくり喋れるのが嬉しいです。
児童館などに行ったら他のママに会うこともあるけど、「何カ月ですか?」って会話くらいで、あまり長話ができるような雰囲気じゃないことも多いので…。
(11か月の女の子のママより)

子どもにいろんなことを経験させてあげようと思うと、どうしてもお金がかかるんです。
その点『オルオル ママノトコ』は無償ではないけれど、良心的な価格で、子どもにもママにも新しい経験を与えてくれるのが素晴らしいなと思います。
(11か月の男の子のママより)

他に聞こえてきた意見が「近所にも『オルオル ママノトコ』みたいな場所があったらいいのに!」というもの。実際、明石からイベントに参加した人もいるようです。


画像:公式Instagramより。写真左はアシスタントのさやかさん。

ようこさんに「神戸市在住のママとして他に感じていることはありますか?」と質問してみたところ、「子どもの医療関係をもっと充実させてくれたら嬉しいかなあ」という回答が。幼稚園のママ友たちの声も教えてくれました。

・明石市や西宮市に比べると、子どもの医療費が高い。小さい頃は頻繁に体調を崩すものだし、きょうだいがいると負担が積み重なってくる…。

・夜間や休日に子どもが発熱したとき、救急で対応してくれる病院が少ない。混み合っているので診察待ちの時間が長くなってしまうことも多い。

子どもの健康を最低限守るための制度や環境を整えてくれると助かる!

こういった意見も、誰かと共有する機会がなければ「自分一人だけが困ってるのかな?」と抱え込んでしまいますよね。『オルオル ママノトコ』に行けば、他のママたちと悩みや情報を共有できそうです。


画像:公式Instagramより

最後に『オルオル ママノトコ』を実際に利用したいママに、システムのご紹介です。価格などの詳細は公式サイト公式Instagramをチェックしてみてください。

【ママカフェタイム(予約制)】
10:00~14:00(クラブ活動がある日は12:00~14:00)
カフェのような空間で、のんびりお喋りできます。
食事は基本持参ですが、近所の飲食店にお弁当などを事前に注文することもできます。

 

【イベント】
10:00~12:00(不定期開催)
お誕生日イベント、ベビーマッサージ、助産師さんとのおはなし会などを行います。
最新情報はLINE公式アカウントや公式Instagramで案内しています。

 

【クラブ活動(会費制)】
10:30~11:30
毎週同じメンバーで集まり、0歳・1歳の赤ちゃんとママが一緒に楽しめるプログラムを行います。
2023年1月からスタート予定。一期生向けのキャンペーン価格あり(料金は後日案内)。

 

【貸切スペースとしての利用】
土日祝 9:00~17:00
平日ドリンク付き 10:00~14:00

ママカフェタイムの座席予約やイベントの参加申込は、今のところ公式LINEまたは公式InstagramのDMで受付中。これからの運用については、ママたちに寄り添えるように様子を見ながら決めていくみたいです。

今後はクリスマスなど季節にまつわるイベントや、お誕生日イベント、ベビーマッサージ、離乳食のお話、体操教室などを計画してるそう。

毎月1回は助産師の國本 紘子(くにもと ひろこ)さんとのお話会も開催されるので、子育てに関する悩みをプロに相談できます。

興味のある人は、まずはこのようなイベントに参加してはどうでしょうか。資格や経験を活かして何かやりたい人も募集中!とのことです。

ちなみに「JR摂津本山駅」の東側には姉妹店のママノハコがあります。ようこさんがお店をつくるにあたって「ママノハコ」のスタッフさんからアドバイスをもらったそう。神戸の東のほうに住んでる人は、姉妹店もチェックしてみてください。

コロナの影響もあって少なくなっている、ママたちの交流の場。悩みや情報を共有するだけでも気持ちがラクになるんじゃないでしょうか。

ママと赤ちゃんが楽しく元気に過ごせるための空間が、これからも神戸にどんどん増えていけば良いですね。

◆関連リンク
オルオル ママノトコ – 公式サイト
オルオル ママノトコ – 公式Instagram
國本助産院 – 公式サイト

ママカフェ ママノハコ – 公式サイト

 

この記事を書いた人

やよい

「推し」のライブによく出没します。

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