JR神戸駅前の『再整備デザイン』が発表されてる。地下タワー式駐輪場も

神戸市が、JR神戸駅前広場の再整備デザインを発表しました。


神戸市中央区

神戸市は2021年10月、JR神戸駅周辺を活性化させるため、駅前広場における基本的な機能配置や、駅前空間の再整備の方向性を示す「神戸駅前広場再整備基本計画」を策定していました。

2022年2月から設計を開始し、基本計画に基づく再整備計画の検討を進めていました。

機能的に一番の変更ポイントは「地下駐輪場の整備」ではないでしょうか。

現在、広場空間の多くを占めている駐輪場を広場の地下に集約し、市内初の地下タワー式駐輪場を整備することにより、広場空間の有効活用を図るともに、駐輪場不足の解消や利用者の利便性向上を図ります。

タワーと平面の両方が整備されるようです。

・地下タワー式駐輪場の整備(5基 約1,100台を収容)
・地下平面式駐輪場の整備(約260台を収容)

バスロータリーやタクシーロータリーの再編及び地下駐輪場の整備により創出された空間を、人のための広場として再整備します。

地下街の吹抜空間を覆う大屋根には木材を使用することで、落ち着きがあり、温かみのある空間を創出するとともに、地域のシンボルである「湊川神社」や1930年に開業した歴史ある「JR神戸駅舎(三代目)」と調和の取れたデザインとし、神戸の名を冠するにふさわしい高質で風格のある広場景観を構築します。

駅中央口からの眺望

大屋根軒下から湊川神社方面の眺望

一番奥に「湊川神社」が見えています。

大屋根軒下から湊川神社方面の眺望

湊川神社方面の眺望

スケジュール
2023年4月 神戸駅前地下駐輪場整備事業【事業者募集】
2023年8月下旬  神戸駅前地下駐輪場整備事業 【落札者の決定及び公表】
2026年春 地下タワー式駐輪場 供用開始(予定) 市内初
2026年度~ 駅前広場の再編・リニューアル
2027年度~ 大屋根のリニューアル
2030年度  全面リニューアル完了(現神戸駅舎開業100年)

最終的には2030年度(2024年3月まで)の完成なので、あと、8年くらいかかる見込みです。機能的な一番の変更点である「地下タワー式駐輪場」は、2026年春に供用開始です。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

ライター一覧

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。

6 件のコメントコメントを残す
  • 匿名さん

    イメージパースのような景観になれば良いが…
    駅北側はホームレスや年寄り共の憩いの場と
    化しているから建物がキレイになっても意味
    がない。

    2023年9月11日10:24 AM 返信する
  • 匿名さん

    バスターミナルと地下にエレベーターを設置してくれないかなあ
    エスカレーターはあるけどさ

    2023年8月11日4:18 PM 返信する
  • ネコ

    神戸を代表する駅前に駐輪場ですか?
    利用するのは駅周辺の市民ですか?
    結構な税金の使い方ですねぇ。
    もち高めの料金設定でしょうね?

    2023年5月29日6:26 PM 返信する
    • チュウチュウ

      ほんとですね、神戸駅前に地下駐輪場ですが。まるで地下鉄沿線の駅みたいですね
      大阪駅前にも有るんでしょうかね。相当な建設費でしょうね!フゥー

      2024年2月5日10:07 PM 返信する
  • 匿名さん

    駅前の鳩をどうにかしてほしいですねー

    2023年5月14日9:05 PM 返信する
  • つなみちゃん

    行きます。

    2023年4月17日12:21 PM 返信する