画像:神戸市交通局サイトより
「地下鉄ポイントサービス」が始まったことに伴い、2024年12月末をもって神戸市営地下鉄の「回数券」「市バス・地下鉄 NEW Uラインカード」の発売が終了しました。
そのうちプリペイドカードの①「市バス・地下鉄 NEW Uラインカード」は、2025年9月30日をもって「利用終了」となります。
あわせて、既に発売を終了している②「NEW Uラインカード」③「Uラインカード」についても同日をもって利用を終了するそうです。
①②③のカードは、利用期間終了後の2025年10月1日から5年間、地下鉄各駅および三宮駅定期券発売所において「払い戻し」ができるみたい。手数料は「無料」です。
利用終了日・払戻し期間
利用終了日:2025年9月30日
払戻し期間:2025年10月1日~2030年9月30日
払戻し対象のカード
①市バス・地下鉄 NEW Uラインカード(1,000円/3,000円/5,000円/小児1,000円)
②NEW Uラインカード(500円/1,000円/3,000円/5,000円/小児1,000円)
③Uラインカード(500円/1,000円/3,000円)
※「NEW Uラインカード」「Uラインカード」は2025年9月30日まで地下鉄各駅に設置の券売機にて「市バス・地下鉄NEW Uラインカード」に発行替の上、利用可能
払戻し場所
・西神・山手線、海岸線の各駅(2025年10月1日~2026年4月30日)※谷上駅での払戻しは行いません。
・三宮駅定期券発売所(2025年10月1日~2030年9月30日)
払戻しの方法
手数料:無料
各払戻し場所に対象のカードを持参のうえ、係員に申し出てください。
機械などで読み取ったカード残高をもとに、下記の計算方法により、現金で払戻します。
<払戻し額の計算方法>
①発売金額[円]÷②利用可能額[円]×③残額[円]⇒1円単位切り上げ(10円単位の払戻し)⇒ 払戻し額[円]
例1 ( ① 1,000 ÷ ② 1,000 ) × ③ 980 = 980.00 ⇒ 980 円
例2 ( ① 3,000 ÷ ② 3,200 ) × ③ 1,140 = 1,068.75 ⇒ 1,070 円
例3 ( ① 5,000 ÷ ② 5,400 ) × ③ 3,200 = 2,962.96 ⇒ 2,970 円
備考
・各払戻し場所における一回の払戻しにおける上限は、カード10枚以下かつ払戻し総額10,000円以下となります。
・上限を超える払戻しは、三宮駅定期券発売所(078-392-2571)に事前連絡をお願いします。
・払戻しの枚数・金額等によっては後日の払戻しとなる場合がありますので、ご了承ください。
・機械等で読み取ったカード残額に基づいて払戻しをいたしますので、読み取りできないカードは払戻しができない場合があります。
・払戻し後のカードは、回収します。
画像:神戸市交通局サイトより
ちなみに昨年12月から始まった「地下鉄ポイントサービス」は、ICOCAを利用することでポイントがもらえるサービスです。
あらかじめ券売機でICOCAを利用登録をしておくと、地下鉄の同一運賃区間を一定回数以上利用した際に、利用額に応じたポイントがもらえる仕組み。ポイントは電子マネーとして利用できるので、地下鉄や市バスの乗車のほか、買い物にも利用できます。
ポイントには「普通ポイント」「昼間ポイント」「土休日ポイント」と種類があって、それぞれ対象となる時間帯や乗車回数が異なります。詳しくは神戸市交通局サイトをチェックしてみてください。
注意点として、付与されたポイントは自動ではチャージされず、受け取るにはひと手間必要です。「利用した月の翌月15日以降」に、駅の券売機でICOCAにチャージすることで還元されます。
利用登録できるICOCA
・ICOCA
・こどもICOCA
・モバイルICOCA / Apple PayのICOCA
・SMART ICOCA
・KIPS ICOCA
※他社で購入されたICOCAも登録可能です
※ICOCA定期券もご利用いただけます。ただし定期区間のご乗車はポイント付与対象外です
手持ちの券がある人は、できるだけ9月30日までに残高を使いきれるようにしたいですね。払い戻しの期間は2030年までと長めにとられていますが、忘れないうちに済ませておきたいところです。
◆関連リンク
・神戸市交通局 – 公式サイト
・ICOCA:JRおでかけネット – 公式サイト
やよい
「推し」のライブによく出没します。
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