KIITOで「旧摩耶観光ホテル(通称:マヤカン)」が文化財に登録されたことを記念して、『廃墟』についてのトークセッションが開催されます。
旧摩耶観光ホテル文化財登録記念
廃墟景観シンポジウム
2022年11月3日(木・祝)13:00~17:30
デザイン・クレイティブセンター神戸・オンライン
神戸市中央区小野浜町1-4
テーマは、「人はなぜ廃墟に惹かれるのか」「廃墟は文化遺産となりえるのか」「マヤカンの今後について」の3つ。
廃墟写真家や大学教授、マヤカンの所有者、フィルムコミッション関係者など、各分野の専門家12人が集います。
加えて、10月17日(月)からレギュラー放送が復活するTBSの紀行バラエティ番組「クレイジージャーニー」にも出演する写真家・佐藤健寿さんによるスペシャルトーク「奇界から見た廃墟景観」も。
本シンポジウムは、会場(KIITO)とオンラインのハイブリッド開催です。会場では、10数人の作家による「廃墟写真」の展示もあります。
旧摩耶観光ホテル(通称:マヤカン)について
兵庫県神戸市の摩耶山中腹で1929年(昭和4年)に完成したホテルが1990年代に閉鎖され廃墟化した、鉄筋コンクリート造2階地下2階建の建造物です。
森の中で静かに朽ち果てていくその美しさは多くの人々を魅了し、「廃墟の王」軍艦島(長崎県)と並び、「廃墟の女王」とも呼ばれています。
2021年6月には、そのモダニズム建築が評価され、廃墟としては異例の「国の有形文化財」にも登録されました。
摩耶観光ホテルのYouTubeには、本シンポジウムの予告動画2本(地上編・空中編)が公開されているので、参考にどうぞ。
日時
2022年11月3日(木・祝)13:00~17:30
場所
デザイン・クレイティブセンター神戸・オンライン
参加費(税込)
会場(一般)2,800円/会場(学生)500円/オンライン 1,500円
定員
会場 150人/オンライン 100人 ※先着順
スケジュール
11:00 会場オープン(展示)
13:00 あいさつ(J-heritage 前畑洋平)
13:05 スペシャルトーク(基調講演) 佐藤健寿「奇界から見た廃墟景観」
14:00 休憩
14:10 トークセッション①「人はなぜ廃墟に惹かれるのか」
15:10 トークセッション②「廃墟は文化遺産となりえるのか」
16:10 トークセッション③「マヤカンの今後について」
17:00 質疑応答
17:30 シンポジウム終了
廃墟がテーマになっていて、建築や歴史・文化などが好きな人にも面白そう。先着順で早くも埋まってきているみたいなので、興味のある人はお早めに。
◆関連リンク
・廃墟景観シンポジウム2022.11.03 – 公式サイト
・摩耶観光ホテル – 公式YouTube
ゆう
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