新長田に移転する『西市民病院』の基本設計が決まったみたい。すべての利用者にやさしい造り・災害に強い病院に

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市

1970年に長田区で開院し、地域医療を支えてきた「神戸市立医療センター西市民病院」。新長田・鉄人28号モニュメント横に移転する計画の基本設計がまとまったそうです。


神戸市長田区若松町6-3

老朽化などの理由で移転

西市民病院の現在の建物は、地下鉄 長田駅近くにあります。阪神・淡路大震災で本館が全壊したものの再建し、増改築を繰り返しながら50年超に。

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移転先

施設の狭さや建物の老朽化などの理由から、新長田駅近くの若松公園エリアの一部に移転する計画が進められています。

当初計画では2028年末の開院を目指していましたが、事業費が膨らんだことや追加の工事が必要になり、移転時期を延期。事業費を圧縮するなどして、このほど「基本設計」を策定したそうです。

西市民病院 移転 事業費 見直し

安全・安心で、持続可能な病院へ

基本方針で軸に据えたのは「すべての利用者にやさしい病院」「安全で安心な災害に強い病院」「持続可能な病院」「まちづくりに貢献する病院」の4つです。

① 全ての利用者に優しい病院
・わかりやすい施設配置、移動負担の軽減に配慮
・プライバシーに配慮した安心・快適な療養環境、入出管理によるセキュリティ強化

② 安全で安心な災害に強い病院
・大地震時にも医療機能を継続できるよう免震構造と設備・インフラを整備
・新興感染症流行などに対しても柔軟に対応できる施設
・若松公園と病院の一体的な活用により、地域の災害対応機能を強化

③ 持続可能な病院
・省エネルギー、省資源、自然エネルギー活用に努め、地球温暖化防止と環境負荷を低減

④ まちづくりに貢献する病院
・健康増進につながる取組みが開催できる講堂を1階南側に配置
・鉄人28号モニュメントや公園と一体化した景観による、市民の憩いとにぎわいの場の創出

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市
イメージ

敷地内には、市民が集える十分な広さのオープンスペースを整備し、公園との境界線を感じさせない一体的な外構・植栽計画にするんだそう。

隣接する鉄人モニュメントとあわせて、新・西市民病院と公園がまちのシンボルとなることを目指すそうです。

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市

建物は地下2階・地上9階建てで、地下1階~地上3階に診療機能、4階に管理機能、5~8階に入院機能とフロア分けされます。コンパクトで動線が短くなるよう設計するんだそう。

JRや地下鉄からのアクセスを考慮して、建物東側に正面玄関が設けられます。

車両は主に北側道路側からとして、西側道路の交通環境に配慮するみたいです。救急車両も北側道路から最短で救急外来へ。

病院棟の正面玄関には、車寄せ屋根のほか、乗降ひさしも設けて、雨の日でも快適に乗り降りできるようにします。

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市

1階はこんな感じ。白基調の内装に木目調の天井など、落ち着いた雰囲気の待合になりそうです。

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市

2階は外来受付の待合や情報ラウンジなどが設けられます。緑がアクセントになった内装イメージですね。

西市民病院 移転 長田 新長田 若松公園 鉄人28号 神戸市

今後のスケジュールは、2026年度から実施設計DB(デザインビルド)方式で整備を進めて、開院は「2031年夏ごろ」の目標です。


当初の開院予定からずれ込み、事業費の見直しも必要になるなど、すんなりと進まなかった移転計画ですが、基本設計がまとまったので一歩前進ですね。

◆関連リンク
神戸市立医療センター西市民病院 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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