
住宅情報サイト「いい部屋ネット」が調査・集計した『街の幸福度&住み続けたい街ランキング2025』が発表されました。関西版では、街の幸福度(駅)1位に「谷上駅」、住み続けたい街(自治体)1位に「芦屋市」が選ばれています。
調査は全国47都道府県に住む20歳以上の男女を対象に、2021年~2025年にかけてインターネット上で実施し、集計されたものです。
街の幸福度ランキングは、 「全体としてみて、あなたは現在、幸せですか、あるいは不幸せですか」という設問に対して、1点(非常に不幸)~10点(非常に幸福)の10段階で評価。その平均値を10倍して100点満点に換算して集計されています。
住み続けたい街ランキングは、いま住んでいる街に対して「ずっと住みたいか」どうかを質問。100点(そう思う)~0点(そう思わない)の5段階評価で、その回答の平均値から集計されています。
街の幸福度ランキング(自治体/駅)

街の幸福度(自治体)トップ10を見ると、昨年3位の「和歌山県日高郡日高川町」が今年は1位になりました。
昨年1位の「大阪府豊能郡豊能町」は2位に、昨年10位の「大阪府泉南郡田尻町」が3位にランクインしています。
兵庫県関連では、昨年7位から3ランクアップの4位に「芦屋市」、昨年と同じく6位に「神崎郡福崎町」が入りました。
昨年2位だった「神崎郡市川町」は大きく順位を落とし、今年は15位でした。

兵庫県だけに絞るとこんな順位に。上位6位までの顔ぶれは変わらずで、昨年19位の「宍粟市」が7位に入りました。

街の幸福度(駅)ランキングは、昨年3位の「神戸電鉄 谷上駅」が1位に。昨年1位の「大阪モノレール 豊川駅」が2位、昨年2位の「近鉄 笠縫駅」が3位と続きました。
兵庫県関連では、昨年126位の「山陽電鉄 霞ケ丘駅」が9位とジャンプアップ。一方昨年5位の「神戸電鉄 神鉄道場駅」は11ランクダウンの16位になりました。

兵庫県だけに絞り、要素別で見たランキングはこんな感じ。谷上駅は各要素ではそこまで高い順位ではないですが評点が高く、偏差値が突出していますね。
昨年から大きく順位を上げたのは「山陽電鉄 霞ケ丘駅」と「神戸高速鉄道 西代駅」でした。
住み続けたい街ランキング(自治体/駅)

住み続けたい街(自治体)では、1位「芦屋市」、2位「西宮市」、3位「大阪府箕面市」で昨年と同じ顔ぶれでした。
ほかにも兵庫県からは「神戸市灘区」が昨年12位から今年6位に、「神戸市東灘区」が昨年と同じ9位に入っています。

評価要素を詳しく見ていくと、芦屋市の評価では「誇りがある」「愛着がある」「住みここち」で1位と高評価。
一方で「住みたい」は11位と、住むには高そうなイメージがあるのかもしれません。
2位の西宮市は「住みたい」が1位、「愛着がある」が3位、「誇りがある」が4位とこちらも高評価でした。
大型商業施設が鉄道駅近くにあり、鉄道の路線もJR・阪神・阪急が集まっていることから交通面でも便利です。

兵庫県で絞ったランキングはこちら。10位までの顔ぶれに変わりはありませんでしたが、依然として芦屋市・西宮市の人気が高いことが伺えます。

住み続けたい街の駅別ランキングでは、兵庫県はトップ20位中12駅ランクインしました。
昨年22位の「わかやま電鉄 神前駅」が大きくランクを上げ1位に。昨年1位の「阪急 芦屋川駅」は2位となりました。

兵庫県だけで絞ると、大きく順位を上げたのは9位の「阪神 石屋川」(昨年30位)、16位の「JR朝霧駅」(昨年32位)など。
要素別で見ると、「誇りがある」1位は阪急 芦屋川駅、「愛着がある」1位は阪急 阪神国道駅、「住みここち」1位はJRさくら夙川駅、「住みたい」1位は阪急 西宮北口駅でした。
今年発表されていた「住みたい&住みここちランキング」では、住みたいエリア1位が「西宮北口」、住みここち上位に「六甲道」「西神中央」がランクインしてました。
毎年発表されているランキングですが、生活スタイルなど人によって評価軸が異なるため、ランキングや評価はご参考程度に。詳しいランキング内容はいい部屋ネットのサイト上で公開されているので、気になる人はチェックしてみてください。
◆関連リンク
・街の住みここち&住みたい街ランキング 2025 – 公式サイト












































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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