
今年度の『神戸ルミナリエ』について、開催概要や作品のテーマが発表されてます。
第31回神戸ルミナリエ
2026年1月30日(金)~2月8日(日)
東遊園地/旧外国人居留地/メリケンパーク
神戸市中央区加納町6-4
『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者への鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託して、大震災の起こった1995年12月に始まりました。以来、震災の教訓を語り継ぐとともに神戸の希望を象徴する行事となっています。
今年6月、次回ルミナリエの開催趣旨や期間、会場などが発表されていましたが、今回新たな情報として「開催概要」や「作品テーマ」などが明らかになりました。
作品テーマは「神戸の鼓動、光の物語(Il battito di Kobe, un racoonto di luce.)」。作者からのメッセージはこんな感じです。
子どもたちの顔に映る、きらめく驚き。若者の瞳に宿る、未来への希望と情熱。そして、年長者の心が語る、深く温かい記憶。神戸ルミナリエは、そんな情景を私たちの心に映し出してきました。皆さまの温かいご支援のおかげで、第31回神戸ルミナリエを開催できますこと、心より感謝申し上げます。
ルミナリエの光は、時には傷ついた心を慰め、時には夢と希望の道を照らし、そして困難に立ち向かう勇気を与えてきました。どうか、今年もこの光が、私たちの心を希望で満たし、訪れる人々の心に、温もりと安らぎを与え、勇気とインスピレーションが、胸に深く灯りますように。またこの光が、未来を担う若い世代の活力となり、一人ひとりの命が輝き、希望に満ちた未来を築く力となりますように。
そして、神戸がこれからも、この美しい光と共に力強く輝き続けますように。
ダニエル・モンデベルデ
3つのメイン会場を中心に、各所に「小作品」が設置される予定。まちを巡りながら「光の物語」に触れることで、訪れる人々が神戸の多彩な魅力を再発見し、地域とのつながりを感じられる作品構成となっているようですよ。
小作品の設置場所やタイトルは次のとおりです。

「スパッリエーラ」イメージ図
① 東遊園地会場:作品名「聖なるアプシス(Absis Sacrae)」
芝生広場に全長約50m・最高部の高さ22mの光の壁掛け作品「スパッリエーラ」が設置されます。
南側園地では高さ約9m・幅約14mの「スパッリエーラ」2体を設置。さらに地元の食品関連企業などによる「食の逸品」の提供と、音楽ステージなどの協賛事業(KOBEディライト・ファウンテン)も実施されるそうです。

「ドッピオガゼボ」イメージ図
② 旧外国人居留地会場:作品名「オペレッタの劇場(Teatro dell’Operetta)」
三井住友銀行神戸本部ビル前広場の三方を囲うようにして、高さ約7m・幅約16mの箱型作品「ドッピオガゼボ」が設置されます。

「フロントーネ・ガレリア」イメージ図
③ メリケンパーク会場:作品名「海を望む宮殿(Palazzo sul Mare)」 ※有料エリア
メリケンパーク南東の緑地通路に、延長約75mの光の回廊「ガレリア」が登場します。その入口には幅約48mの玄関作品「フロントーネ」も。
メリケンパーク会場では、時間帯ごとに上限人数を設けてゆっくりと作品を鑑賞できると共に、継続開催への協力をお願いするための「有料エリア」が設けられます。
有料エリアに入るための特別鑑賞券は全て日時指定。公式サイトで、17:30~21:30の間から鑑賞時間帯を選んで購入してください。
メリケンパーク会場にはだれでも自由に観覧できる「無料エリア」もあるそうで、ルミナリエの公式グッズや神戸銘産菓子の販売のほか、キッチンカーの出店も行う予定とのこと。
今年1月にリニューアルされた「震災メモリアルパーク」付近にも高さ約7m、幅約10mの「スパッリエーラ」が設置されます。
開催期間
2026年1月30日(金)~2月8日(日)10日間
会場
東遊園地/旧外国人居留地/メリケンパーク
※メリケンパーク会場は一部有料エリア
※旧外国人居留地エリアや新港町(ニューシーポート)等などで連携イルミーションを実施
点灯時間
薄暮~21:30まで
※点灯時間については変更する場合あり。
特別鑑賞券の料金
【前売券】平日500円/土日750円
【団体券】平日400円/土日600円
【当日券】平日1,000円/土日1,500円
※同日同時間枠を16人以上で利用の場合、団体券価格での購入が可能
※小学生以下無料(子どもだけの入場はできません)
特別鑑賞券の購入方法
公式サイトより(11月1日~購入可能)
特別鑑賞券は時間帯ごとに販売枚数が決まっていて、売り切れ次第「販売終了」となるみたい。お目当ての日時がある人は、早めに前売券を購入しておくのがオススメです。
前回のルミナリエのレポートはこちらから読むことができます。有料エリアの様子も見てきましたので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
◆関連リンク
・第31回神戸ルミナリエ – 公式サイト









































やよい
「推し」のライブによく出没します。
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