画像:神戸市サイトより
今年で、ポーアイにある『神戸市立神戸アイセンター病院』が7周年、同センターの構想の中核である「iPS細胞」での治療開始から10周年などを記念した講演会が開催されます。
神戸アイセンター開設7周年記念講演会
~世界初iPS細胞治療から10年・NEXT VISION設立10周年~
2024年12月8日(日)15:00~16:30
神戸臨床研究情報センター
神戸市中央区港島南町1-5-4
画像:神戸アイセンター病院公式サイトより
神戸アイセンター病院は2017年12月に誕生。「iPS細胞」を活用した世界初の臨床研究をはじめとして、基礎研究から臨床応用、治療、リハビリ・生活復帰支援まで、「眼」の問題について全般的に対応できるワンストップセンターになってます。
2006年に誕生した多能性幹細胞「iPS細胞」は、再生医療のほか、病気の原因を解明して新薬開発に活用できると期待され、すでにいくつかの疾患に対してiPS細胞を使った臨床研究や治験が本格的にヒトで実施されているんだそう。
患者の体細胞から作った「iPS細胞」由来の細胞を患者に移植する臨床研究は、2014年から始まりました。
アイセンターでは2020年と2021年に、iPS細胞から作った「網膜シート」の患者への移植を実施して、手術は成功。2年経過後も細胞が定着していて、安全性が確認されたそうです。
画像:神戸市サイトより
今回行われる記念講演会では、神戸アイセンター病院長 栗本康夫さん、視覚障害者支援を行う公益社団法人NEXT VISIONの代表理事 仲泊聡さん、視覚障害者が抱えるあらゆる問題を解決するために設立された株式会社ビジョンケアの代表取締役社長 髙橋政代さんによる講演が行われます。
参加は事前申し込み制(先着順)で、会場の「神戸臨床研究情報センター(TRI)第1研修室」の現地100名と、オンライン(Zoom)400名のハイブリッド方式となります。参加費は無料。
申し込み受付は11月8日(金)からで、現地・オンラインともに定員に達し次第、受付を終了するとのことです。
開催日時
2024年12月8日(日)15:00~16:30
開催場所
現地:神戸臨床研究情報センター(TRI)第1研修室
オンライン:Zoom
定員
現地100名/オンライン400名
料金
参加無料
プログラム
神戸市立神戸アイセンター病院 病院長 栗本 康夫
演題『人生百年時代における日本人の失明原因と眼のiPS細胞治療』
公益社団法人NEXT VISION 代表理事 仲泊 聡
演題『NEXT VISIONの10年』
株式会社ビジョンケア 代表取締役社長 髙橋 政代
演題『持続可能な再生医療』
申し込み方法
申し込み受付期間
2024年11月8日(金)9:00~12月8日(日)15:00
一般参加等に関する問い合わせ
公益社団法人NEXT VISION
電話(Tel:078-304-4455/平日9:00~17:00)/メール( visionpark@nextvision.or.jp )
神戸アイセンターの取り組みを市民に向けて紹介するために実施される講演会なんだそう。興味がある人はぜひ参加してみてください。
◆関連リンク
・神戸市立神戸アイセンター病院 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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