神戸ピーポー No.2「濱 章浩(はま あきひろ)」さん クリエイティブディレクター・グラフィックデザイナー

神戸に住んでいる人&活動する人を紹介する「神戸ピーポー」。今回は、デザインとアートを通して様々な事業を行っている「濱 章浩(はま あきひろ)」さんを紹介します。

濱さんが代表をしている「株式会社 神戸デザインセンター」では、デザインの仕事はもちろん、本とお酒が楽しめる「書庫バー」、アートとデザインの専門書店「storage books」、コワーキングスペース「DEP. 」、ギャラリー「サンセイドウギャラリー」を運営。旧居留地にある「三星ビル」にすべて入っています。こちらの写真は「storage books」。


神戸市中央区三宮町3-1-16

本とお酒が楽しめる「書庫バー」。写真写りが良いように笑顔を強要しまくってるとだんだん笑顔がなくなっていく濱さんは、デザイナー&アーティストって感じでしょうか。各種ロゴ作成を得意とされているみたいですが、アート&デザインに関して造詣が深く、総合的にデザインに関する仕事をしています。

ギャラリー「サンセイドウギャラリー」。こちらのスペースでは、定期的に展覧会が行われています。濱さん自身も彫刻家・画家に師事し、自分の作品発表なども行っています。

ちなみに、ギャラリーでのワークショップや、書庫バーでのトークサロンなどの企画を通して、普段デザインやアートに対しての壁をつくってしまいがちな人に、もっと身近に感じてもらえるような、そんな場所づくりを心がけているそうです。

「三星ビル」の前。デザインって普段は意識しないことが多いのですが、実はそこにストーリーや思いがあって仕上がっています。意識させずに、意識させる。突発的に思いつくデザインもあれば、かなり時間がかかるデザインもある。最終的にできるデザインは、普段からのクリエイターとの関わりや創作活動をしているからできることなのかもしれません。

あと、濱さんは小柄ですが、リアクションは大きめかも。

神戸ピーポー No.2「濱 章浩(はま あきひろ)」さん コメント

神戸との関係
神戸生まれ、神戸育ちですが、多感な時期の6年間を札幌で暮らしました。
その後大学は京都でしたが、神戸から往復5時間かけて通学、三宮でアルバイトと、遊ぶ間もなく過ごしました。
卒業後の、駆け出しの頃は、アウトソーシングの走りのような形で、東京のエージェントから、都心部から地方まで、いろんなクライアントのお仕事を頂いていました。
気づけば20代を折り返す頃は、地元神戸に知り合いがほとんどいない状態で。
もう神戸からは離れず、根を生やしたいという思いで、神戸で個展を開いて近しい人に来てもらったり、デザインのお仕事も高校の先輩だったり、本当に限られた中から少しずついただいていました。

地方でデザインの仕事をすると決めてからは、余計に全国のデザイナーの仕事を見ていたし、海外のデザイナーさんの動向にも興味があります。地方だからこそ、高い意識と広い視野を持たないとと思います。

最近のおすすめスポット
FARM STANDの人や活動に目が離せません。
ファミリア神戸本店が移転して、内覧会に呼んでいただいたのですが、本当に素敵でした。場の企画自体もとてもイノベーティブで、全国にも誇れる親子のデパートが誕生しましたね。
あと、まだ伺った事はないのですが、まなんで、あそぶ、はたらくフリースペース「COCCA」さんの活動がインディペンデントでクリエイティブだなと思います。とても興味があります。
街中に限らず、六甲山の裏側では、弓削牧場さんのバイオマスの実証実験のお話にもワクワクさせられましたし、淡河の本陣にも行ってみたい。飲食店もそうですし、挙げれば本当にキリがありません。
東京から神戸へ本社を移したゲーム会社モノビットさんやCHATWORKさんにも期待しています!

ひと言
近頃、都心部から神戸に住まいを移す方も増えてきているし、学生さんの活動にも勢いを感じています。新しいアイデアが街にどんどん集まっていて、活気が出てきている気がします。行政の方も、忙しい中でも、外にどんどん足を運んで行ってるのにも感心させられます。
これからもさらに地元の方々に必要とされるよう、これからも頑張ります!

◆関連リンク
神戸デザインセンター – 公式サイト
書庫バー – 公式サイト
storage books – 公式サイト
サンセイドウギャラリー – 公式サイト
オープンスペースDEP. – 公式サイト
ハットグラフィコデザイン – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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