クルーズ船「コンチェルト」や「ルミナス神戸2」を運航する会社「THE KOBE CRUISE」が、阪神・淡路大震災から30年となる節目の年に『特別サイト』を公開しています。
阪神・淡路大震災が発生し、道路や鉄道といった陸路が寸断されるなか、ライフラインの一つとなった「船」。
「コンチェルト(当時名:シルフィード)」は、即座に「臨時航路」を申請し、定員600名から1000名に増加の特別認可を受けたのだそう。
震災3日後から約2か月にわたって、神戸=大阪間を毎日4往復し、ヒトとモノを運び続けました。
あれから30年が経ち、コンチェルト(THE KOBE CRUISE)で震災当時を知る船員は2人だけに。当時を振り返り、船だからこそできることを継承するために、1月17日に震災特別サイトが公開されました。
震災特別サイトには、当時を知る船員・福島機関長の特別インタビュー動画が掲載されています。
震災当日、コンチェルトの当直であった福島さんは、船上で震災を経験。震災3日後から被災者を乗せ、神戸=大阪間を運航し続けた船員の一人です。
インタビューでは当時の出来事や、これからの神戸への想いが語られています。
インタビュー動画は約4分半ですので、いそがしい人もフルで視聴することができそうです。
1月24日(金)からは、復興を歩むうえでシンボルとなった「神戸ルミナリエ」も開催される予定です。
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・【1995→2025】ひとの「想い」を乗せて、30年。「THE KOBE CRUISE」阪神・淡路大震災から30年特別企画 – THE KOBE CRUISE
やよい
「推し」のライブによく出没します。
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