来年の『神戸ルミナリエ』は「東遊園地・旧居留地・メリケンパーク」の3会場で開催へ。思い出を募集して企画展も

イベント中央区旧居留地エリアハーバーランド・メリケン神戸ルミナリエ東遊園地三宮／元町イベント

画像：神戸ルミナリエ公式サイトより

2025年に開催される『神戸ルミナリエ』の開催概要が発表されました。来年も東遊園地・旧居留地エリア・メリケンパークの3会場での開催となります。

神戸ルミナリエ

2025年1月24日（金）～2月2日（日）
東遊園地／旧居留地／メリケンパーク

神戸市中央区加納町6-4

1995年「第1回神戸ルミナリエ」
画像：神戸ルミナリエ公式サイトより

1995年1月に発生した「阪神・淡路大震災」からまもなく30年の節目を迎えます。震災からの復興の道を歩むうえでシンボルとなったのが、震災が起きた1995年12月に初開催された「神戸ルミナリエ」です。

十数万個の電球を使った作品を設置した会場には毎年多くの人が訪れ、神戸の冬の風物詩に。これまでは12月を中心に開催されていましたが、今年から1月開催に変更されました。

4年ぶりに復活！『神戸ルミナリエ』を巡ってきた。初の「1月開催」は今までと何が違う？

2024年1月22日

第30回の作品テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。

震災からの復興を遂げ、強さと美しさを備えた神戸の街に輝く希望の象徴として、また未来へと続く希望の灯火として、これからも神戸の街や訪れるすべての人々の心を照らし続ける･･･という思いが込められているそうです。

会場は今年と同じく、「東遊園地」「旧居留地エリア」「メリケンパーク」の3会場になります。

東遊園地会場スパッリエーライメージ図

東遊園地は北側芝生広場と南側園地に異なる「スパッリエーラ」を設置。北側は全長78m、最高部の高さは22mにもなるみたい。南側は高さ約7.7m、幅約21mほどの光の壁掛けになるんだとか。地元企業などによる「食の逸品」販売や音楽ステージなども実施されるそうです。

旧外国人居留地会場看板作品イメージ図

旧居留地では各所に、高さ3m～8mほどの小型作品「ロソーネ」が登場し、NTTビルには小作品「ガゼボ」が設置される予定です。三井住友銀行神戸本部ビル前広場では、三方を囲うような形で高さ約7m、幅約7.4～13.4mの光の看板作品が設けられます。

メリケンパーク会場フロントーネ・ガレリアイメージ図

メリケンパークでは、延長79mにわたる光の回廊が登場し、入り口では幅51mの玄関作品「フロントーネ」が鑑賞できます。同会場には無料で観覧できるエリアもありますが、有料エリアで時間帯ごとに上限人数を設けることで、ゆっくりと作品を鑑賞できる仕組みみたい。「有料エリア特別鑑賞券」は11月1日（金）から販売予定です。

このほか震災メモリアルパーク付近にも、高さ約8m、幅約3.4mの「ロソーネ」が設置されるみたいです。