コミュニケーションから治療のヒントを見つける。兵庫みなと動物病院「動物看護師」としての患者さんとの向き合い方

兵庫みなと動物病院の 動物看護師 をされている平子麻希さん(左)と山口早恵さん(右)。

動物病院に行ったことがある方ならもちろん知っている受付のお姉さんたち。

イメージとしては、予約や会計などの事務的なお仕事をしたり、注射の時に補助を手伝ってくれる動物好きの事務員さんと思っている方も多いのではないでしょうか。

でも実は、動物看護師という列記とした いぬねこの専門職 として影で様々なお仕事をし活躍されています。

▶アクセス面
▶獣医師さんの治療に対しての考え方が飼い主と近いか

前回の記事でご紹介した動物病院を決める時に考慮したいことはこの様なことでした。

かかりつけの獣医さんを持つこと~兵庫みなと動物病院

2020年11月5日

ただ、動物看護師さんがどんな役割をもっているのか、犬猫に対してどんな想いを持っているかを知ることで「動物病院を決める時の大切なポイントのひとつ」として、この方々の存在を意識せずにはいられないのではないでしょうか。

動物看護師さんってどんなお仕事をしているの?

 
動物看護師になって2年目の山口さん。

山口さんの日の1日のお仕事(例)

7:30am  入院中のいぬねこのお世話
8:00am  清掃などオープン準備
9:00am  電話や受付対応
      ※合間で診察の補助
12:00pm 休憩
13:00pm 入院中のいぬねこのお世話
14:00pm 手術の補助
15:30pm ぽんず君お散歩
15:45pm 電話や受付対応
     ※合間で診察の補助 

このみ
思っていたよりも結構いろんなことをされているんだなという印象です!手術の補助ではどんなことをされるのですか?
山口さん
実は、結構忙しくしています(笑)手術前後の準備清掃や術中の酸素の管理など簡単なサポートです。医療行為はあくまで獣医師のお仕事ですが、少しでもいぬねこに負担がかからないようスムーズな治療のサポートを積極的に行っています。
このみ
兵庫みなと動物病院は、治療だけでなく投薬以外の補助治療にも力を入れていたり、飼い主さんとの会話を大切にしたり、1組1組の患者さんに丁寧に対応している印象ですが、3人だけでお仕事されているんですか?
豊福先生
往診が必要な場合は専門の医師に引き継ぐケースもありますが、基本的には3名で治療に携わっています。診察や治療では手を抜きたくないので、日ごろからいろんな意見を交わしながらチームで日々いぬねこに向き合っている感じです。
平子さんの日の1日のお仕事(例)

7:30am  入院中のいぬねこのお世話
8:00am  清掃などオープン準備
9:00am  電話や受付対応
      ※合間で診察の補助
12:00pm 休憩
13:00pm 手術の補助
14:00pm 臨床検査
15:00pm DM作成などの事務作業
15:45pm 電話や受付対応
     ※合間で診察の補助 

このみ
臨床検査って具体的にはどんなことをされているんですか?
平子さん
診察に来たわんちゃんがフィラリアの疑いがある場合、先生が採血した血液を顕微鏡で確認し、フィラリアの幼虫がいるかどうか調べるのも私たちの仕事です。
飼い主さんとのコミュニケーションを何よりも大切にしたい

自分の大切ないぬねこに何かあった時、動物病院へ駆けつける人もいれば、とりあえず電話をかける人もいます。

その時、まず症状を伝えるのは獣医師ではなく、この動物看護師ですよね。

だからこそ、動物看護師さんが話しやすい方がどうかというのも結構重要だったりします。

このみ
動物看護師としてたくさんお仕事をされている中で、一番大切な役割ってどのあたりだと思いますか?

そう質問したところ、お二人そろってコミュニケーションとのこと。

平子さん
診察が始まる前の待ち時間の方が、飼い主さんの素の意見が聞けることもあるんですよね。雑談レベルのことでも、意外とヒントが隠れているときもあります!だから、会話して気になることがあれば先生に丁寧に伝えるようにしています。
山口さん
診察するのは先生だしという気持ちではなく、飼い主さんやいぬねこのことを積極的に知るために丁寧に会話をしています。病院にくる子は健康な子ばかりではないし、飼い主さんにも少しでも「かかりつけの安心感」を感じてもらえたらいいなと。

動じないいぬねこもいますが、診察の時間はいぬねこにとってもストレスになったりします。身体の大小関係なく怖いものはこわいんです。

豊福先生
僕たちは連携を取りながら診察をしていますので、当院の看護師に不安なことがあれば気軽にお伝えください。もちろん僕自身も診察の際に丁寧にヒアリングしますので、気になることがあれば些細なことでも話してくださいね。
プライベートのいぬねこ生活

自分の大切ないぬねこを預けるならもちろんいぬねこが好きな人に託したいものです。

平子さん
私は犬を1頭飼っています。4歳になるトイプードルのこももです。昔は犬をペットとして飼っていましたが、年々「家族だな」と感じます。当院にも毎日一緒に通勤しますし、近所で済む用事も、犬連れOK!となっていたら遥々足を運んでしまいますね。


こももちゃんと一緒にテラスランチをする平子さん。

ダウンを着るほどの真冬でも外でパンケーキ食べようと頑張っちゃうくらい、こももちゃんと一緒にいたい平子さん。相当な犬好きさんです。

山口さん
私は猫を1匹飼っています。黒縁のぽたちゃんで、保護猫なので年齢はわかりません。うちに来て1年くらいです。昔から実家で犬を飼っていたので、犬の扱いは割と分かっていたんですが、猫はほとんど触れあったことがなくて、いい機会だなと思って引き取りました。

 
ぽたちゃんとおうちでまったりする山口さん。

「保護猫」と聞いていたので、警戒心が強いのかと思っていましたが、山口さんにだっこされて甘えた様子をみせるぽたちゃん。

きっと怖い想いもしてきたでしょうが、山口さんの愛情に心を開いている様子が微笑ましい。


兵庫みなと動物病院の看板犬ぽんず君

そして院長の豊福先生が飼っているのが、クリニックの看板犬でもあるぽんず君。

日頃は患者さんに掛りきりでなかなか相手してもらえない時間も多いので、お父さんの姿を見て大興奮。

動物看護師の平子さんと山口さんは、当時飼っていた犬を動物病院に連れて行ったときに 動物看護師 さんにとても親切にしてもらったことがきっかけで、この仕事に就くことを目指したそうです。

おうちで飼っているいぬねこに何か心配なことが起こる前に、健康診断などを兼ねて、一度動物病院を訪ねて雰囲気を見てみるというのも一つ方法かもしれませんね。

※緊急を要する場合はお電話にて連絡してください。

「WEB予約」を活用すれば、待合室で長時間待つなどの心配もなく気軽に通えそうですね。

 兵庫みなと動物病院   
【住所】神戸市兵庫区浜中町2-2-7 Map
【電話番号】078-381-9916
【診察時間】9:00~12:00/16:00~19:00
【休診日】月曜・日曜午後、祝日

診察内容

健康診断・検診
飼い始めに受ける健康診断 健康診断の1番いいタイミングは、飼い始めです。
定期検診 病気の早期発見・治療のためには定期検診は欠かせません。

予防接種
・猫の予防接種
・犬の予防接種

怪我や病気の治療
いつもと様子が違ったり、気がかりなことがあれば早めの来院を。

去勢・避妊手術
・猫の去勢・避妊手術
・犬の去勢・避妊手術


アニコム保険 アイペット保険 対応病院です。
受付にて保険証をご提示ください、保険適応額の窓口精算が可能です。他社のペット保険にご加入の飼い主様は、当院窓口では全額お支払いいただき、飼い主様自身で保険会社に請求していただくようお願いしております。

 


『兵庫みなと動物病院』の正面から「ノエビアスタジアム神戸」の方を向いた様子。さらに行くと「イオンモール神戸南」があります。

最後にアクセスですが、電車の場合、最寄り駅は神戸市営地下鉄海岸線「御崎公園駅」になります。

いぬ・ねこ連れなので多くの場合は車ですよね。もちろん 駐車場は2台 完備されています。

駐車場が空いていない場合は、近くのコインパーキングを利用すると精算時に病院の方で負担してもらえるそうなので安心してください!

日常ケアから予防医療・応急対応まで、いぬ・ねこ専門『兵庫みなと動物病院』は、土日の診療やしつけ相談も行っています。いつでもご相談ください!

施設名兵庫みなと動物病院
ジャンル動物病院
住所神戸市兵庫区浜中町2-2‐7
電話番号078‐381-9916
診療時間9:00~12:00/16:00~19:00
休診日月曜、日曜午後、祝日
リンク公式サイト / Facebook / Instagram
駐車場2台

紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。※自分のお店でもOKです。

 

この記事を書いた人

このみ

花や夕焼け空を眺める時間が好きです。

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