日本でペットブームが始まったのは今からたった3~40年前の話。
それ以前も人間と一緒に暮らしていたものの、今とは全く違った価値観で犬猫を飼っている人がほとんどでした。
最近は、といえば犬猫をペットとして飼うという感覚から、家族として一緒に暮らすという人が多くなっており、より一層濃い関係になっています。
とはいえ、海外と比べてペットブームの到来が遅かった日本では、まだまだ一緒に行けない場所や、認識の違いも多く、飼育初心者の方々にとっては不安なことが多いのも現状です。
御崎公園駅から徒歩3分のところにある「兵庫みなと動物病院」の獣医師の豊福先生。飼い主さんに医療の選択肢を伝えて一緒に考えていくことを大切にしています。
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今回は、大切な家族の一員である犬猫を守るためにどのように動物病院をえらび、どう向き合っていくべきなのかお話を伺ってきました。
初めて犬猫を飼う方向け!自分たちにあった動物病院はどうやって選べばいいの?
まず、大切にしたいことはアクセス面ですね。
動物病院に行くとき、予防接種などのあらかじめ決まった予定の場合は問題ないのですが、飼い主さんが一番不安に感じるのは急な体調の変化やケガの時。日々の忙しい生活の隙間に通いやすい距離であるかどうかはとても大切なことです。
ネットなどで入念に口コミなど比較して、遠くの動物病院まで毎回通っているという方も結構いるようですが、その場合も、緊急時に備えて家の近くの行きやすい動物病院をもう1つ決めておくといいかもしれません。
その上で次に考えるべきなのは、飼い主さんと獣医師の治療に対しての考え方が似ているかどうか。飼い主さんが犬猫に対して様々な価値観を持っているのと同様に、獣医師さんも様々な治療方針を持っていますので、自分の考えに近い動物病院を選ぶことで信頼して犬猫を預けることが出来ます。
何が正しいということはありませんが、飼い主さんがきちんと納得した上で治療を進めてもらうことがとっても大切。
飼ったばかりの頃は、些細なことでも心配になったりすることが多いと思います。自分にあった動物病院を探す気持ちで近所の動物病院を比較してみてもいいのかも。
かかりつけ医を持つことのメリット
自分にあった動物病院が見つかったら、定期的に通う方がいいでしょう。なぜなら、病歴や犬猫の性格、飼い主と動物の関係性などを知った上で治療をしてもらえるからです。
確かに犬猫がケガをしてしまった時や、様子がいつもと違う時など、多くの飼い主さんはとても心配で動揺したり、早く病院で処置をしてほしいと思うでしょう。もちろんその時に初診で診察に行っても丁寧に治療はしてもらえるのですが、飼い主さんから聞くべき情報が多くなってしまうため、時間を要してしまい、すぐに処置ができない場合もあります。「元気な時と比べてどうか」という感覚を先生が持ってくれているかどうかは大きいのではないでしょうか。
少しでも気になることがあれば、気軽に足を運んでみましょう。一緒に相談しながら、犬猫にとって一番いい方法を考えることが出来るのも、かかりつけ医を持つことの魅力だと思います。
ライフステージ別!兵庫みなと総合動物病院ではどんなことができるの?
買う前に動物病院に行くという方はそういないと思いますが、飼い始めの頃にしつけの相談で動物病院に行くという方もいます。犬猫はただ可愛いだけの存在ではないので、特性を事前に理解した上で飼い始めなければ、なかなか思い通りの生活にはなりません。
犬なら吠えること、猫なら爪とぎをすることなどは本能的に備わっています。吠えなくてもよいという安心感を伝えてあげることや、爪とぎをしていい場所をきちんとしつけてあげられる「時間と気持ちの余裕」が必要です。
あとは、犬も猫も毛の抜ける子が大半なので、ご家族にアレルギーがないかは考えておきましょう。
飼い始めたら出来るだけ早い段階で、健康診断を受けることをお勧めします。これは赤ちゃん期だけでなく、保護犬のように譲渡されて間もない犬も同様です。
基礎疾患がある場合は、早期に発見し対処法を考えることが必要です。仮に大きな病気を抱えている場合は、マメに病院に連れていくことのできる時間や経済的余裕があるかも考えながら、獣医師さんと相談してみましょう。そのほか、しつけの相談なども応じてくれるようです。
この期間は特に問題がなければ定期的な通院のみになるかと思います。中にはしつけの相談のほかに、爪切り耳掃除などで通う犬猫もいるようです。その際に、簡単に健康状態をチェックもしてもらえるので安心ですね。
高齢期になると健康状態で不安なことが増えてきます。それと共に薬の処方や治療をすることが犬猫の身体にとって逆に負担になってしまう場合もあるでしょう。お薬以外の緩和ケアなども取り入れながら、獣医師さんと相談して治療方針を丁寧に決めていきましょう。
特に大型犬などは、加齢とともに寝たきりになってしまう子も少なくはありません。同行者がいない場合はペットタクシーを利用したり、往診専門の先生に来てもらうなどの方法もあります。
最後にアクセスをご紹介。交通機関で行く場合は冒頭にもご紹介したように神戸市営地下鉄海岸線「御崎公園駅」からが一番近いです。
1番出口の長い階段を上がっていくと、大きな道路が見えます。そのまま左に向かって進みます。
そして一つ目の交差点金平街が見えたら反対車線に渡りましょう。見えているポストのすぐ先はもう「兵庫みなと動物病院」です。そしてポストのすぐ横に見覚えのある人が・・・。
\看板犬のぽんず君と看護師の山口さんだ!/
診察の合間に気分転換を兼ねてお散歩させてあげているのですね。こういう姿をふと目にすると犬猫を大切にしてくれそうな動物病院さんだなぁと嬉しくなります。
先生をサポートしている動物看護士さんたち。動物病院もチームでお仕事をされているんだなと感じます。犬猫のことで相談したいことがある時、まず電話に出てくれたり、受付で対応してくれるのは、動物看護士さん。
獣医師さんだけでなく、どんな雰囲気の方が働いているかはとても気になるところ。次回はそんな動物介護士さんのお仕事内容や犬猫に対しての想いをご紹介していきます。
※緊急を要する場合はお電話にて連絡してください。
「WEB予約」を活用すれば、待合室で長時間待つなどの心配もなく気軽に通えそうですね。
兵庫みなと動物病院
【住所】神戸市兵庫区浜中町2-2-7 Map
【電話番号】078-381-9916
【診察時間】9:00~12:00/16:00~19:00
【休診日】月曜・日曜午後、祝日
診察内容
健康診断・検診
・飼い始めに受ける健康診断 健康診断の1番いいタイミングは、飼い始めです。
・定期検診 病気の早期発見・治療のためには定期検診は欠かせません。
予防接種
・猫の予防接種
・犬の予防接種
怪我や病気の治療
いつもと様子が違ったり、気がかりなことがあれば早めの来院を。
去勢・避妊手術
・猫の去勢・避妊手術
・犬の去勢・避妊手術
アニコム保険 アイペット保険 対応病院です。
受付にて保険証をご提示ください、保険適応額の窓口精算が可能です。他社のペット保険にご加入の飼い主様は、当院窓口では全額お支払いいただき、飼い主様自身で保険会社に請求していただくようお願いしております。
『兵庫みなと動物病院』の正面から「ノエビアスタジアム神戸」の方を向いた様子。さらに行くと「イオンモール神戸南」があります。
最後にアクセスですが、電車の場合、最寄り駅は神戸市営地下鉄海岸線「御崎公園駅」になります。
いぬ・ねこ連れなので多くの場合は車ですよね。もちろん 駐車場は2台 完備されています。
駐車場が空いていない場合は、近くのコインパーキングを利用すると精算時に病院の方で負担してもらえるそうなので安心してください!
日常ケアから予防医療・応急対応まで、いぬ・ねこ専門『兵庫みなと動物病院』は、土日の診療やしつけ相談も行っています。いつでもご相談ください!
施設名 | 兵庫みなと動物病院 |
ジャンル | 動物病院 |
住所 | 神戸市兵庫区浜中町2-2‐7 |
電話番号 | 078‐381-9916 |
診療時間 | 9:00~12:00/16:00~19:00 |
休診日 | 月曜、日曜午後、祝日 |
リンク | 公式サイト / Facebook / Instagram |
駐車場 | 2台 |
紹介した情報は、記事執筆時点の情報です。また、神戸市内の開店・閉店情報、イベント、街の変化など、情報を求めています。ぜひ情報提供をお願いします。※自分のお店でもOKです。