人に与える印象を変化させるヘアスタイルの表現力 Dreap(ドレープ)坂上 健

神戸の美容師さんの魅力を発信するウェブサイト「カミスタ」。そこから、気になるスタイリストをピックアップして、神戸ジャーナルで紹介していきます。


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今回は、旧居留地にある「Dreap(ドレープ)」の坂上 健さんです。

坂上 健 ken sakaue
サロン:Dreap(ドレープ)


神戸市中央区京町83

「仕事先にいい印象を与えたい」「あの人に可愛いと思われたい」など、相手にいいイメージを与えるには、やはり見た目が重要です。

注目が集まりやすい髪型は、イメージを強く印象付ける“顔の額縁”とも言えるでしょう。

緻密なカウンセリングでお客様のなりたいイメージを共有し、理論立ててスタイルに落とし込んでくれます。

こだわりポイント
★髪の悩みを解決
★個性的な魅力に惹かれる
★コンサバティブ

Interview:お客様に成功してほしいからイメージ作りでサポートしたい

骨格診断やパーソナルカラーなど専門知識からお客様の魅力を客観的に整理し、新たなスタイルを提案する「Dreap」。

代表であり、クリエイティブディレクターである坂上 健さんに、ビューティーコンサルタントの役割までも果たす美容師の役割について伺いました。

ヘアスタイルを変えることで認めてくれる人も増える

もはや美容室の定番技術になっている“似合わせ”。坂上さんは似合わせを前提としながらも、お客様の新たな一面を引き出すスタイルづくりに定評があります。常に新鮮な印象を追い求める理由とは?

坂上さん
ぶっちゃけて言うと、僕はお客様には稼いでほしい。そのためにも、イメージ作りは重要です。ヘアスタイルを変えることで、認めてくれる人が多くなったとか、仕事がうまく行くようになったとか、そんなお客様の目は輝いています。今までの殻を破って、どんどん活躍していただきたい。

毎回施術はカウンセリングからスタートしますが、経営会議のようになることも。雰囲気をやさしく見せるためには甘いスタイル。厳しめに見せるためには、キリッとしたシャープなスタイル。どういう自分を相手に認めてほしいのかを聞き出し、それを叶えるスタイルを提案します。

坂上さん
詳細をどこまで詳しく話していただけるかで、仕上がりも変わります。仕事だけでなく、恋人とデートをするという場合も、予定を細かく伺えるとシチュエーションにぴったりなスタイルを提案します。

仕上がりを可視化するツールを開発

お客様とのイメージのすり合わせに必要だと美容メーカーと開発したのがカラーリングの仕上がりを確認するためのツール。「少し明るく」「やや黄色っぽく」とあいまいな表現になりがちな微妙なトーンを可視化できるようにしました。

坂上さん
トークだけのカウンセリングだと具体的に想像できないお客様には判断の材料になりません。納得してもらうための口説きにしかならない。だから、目に見えるツールがほしかったんです。

メニューを省くために、前の施術を生かす

カウンセリングに加え、坂上さんが大切にするのがスタイルの応用性。時間が経ってもきれいなのはもちろん、次のスタイルにも生かすことができる施術を心掛けています。

坂上さん
今している施術が次の施術に生かせるのが理想です。メニューは省くものだと思うので、必要だと思わなければカラーやパーマもしません。落ちかけたパーマを生かすカットをすれば、より自然に仕上がります。時間も節約できるし、お金も節約できる。

伸びたのを切るだけではメンテナンスになってしまい、スタイルに飽きてしまうとも語ります。

坂上さん
2ヶ月に一度来ていただくのはありがたいですが、時間がなかったり、お金がなかったり、コンスタントに来れないこともありますよね。伸びた時も楽しめる髪型が理想です。伸びた過程があるからこそ、バッサリ切れるし、自分の変化に気づくこともあります。その時間も必要なんです。

“お客様は新鮮な気分になりたくて美容院に来ている”が坂上さんの持論。新しい提案ができるように、何かを見る時も、人を観察する時も、街を歩く時も、何か美容につなげられないかとアンテナを張っているとか。もっともっと勉強をしたいと学ぶ姿勢を忘れない坂上さんの活躍に今後も注目です。

次のページでは、体験レポートをお届けします。

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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