神戸市指定有形文化財 指定名勝「旧乾邸」特別観覧 5/24-30 映画「ミュージアム」「日本のいちばん長い日」のロケ地

映画撮影などでも使われている東灘区のモダニズム建築『旧乾邸(きゅういぬいてい)』で、事前申込み制による特別観覧が行われます。

「旧乾邸」特別観覧

2018年5月24日(木)~5月30日(水)10:00~/13:00~
旧乾邸


神戸市東灘区住吉山手5-1-30

日時
2018年5月24日(木)~5月30日(水)10:00~/13:00~(2回制)
※1回あたり、40人を限度として予約を受付け、特別観覧を実施。
※事前申込みが無い場合は入館できません。

申込み方法
往復はがきにより受付けいたします。
【記載事項】観覧の希望日時/住所/氏名/年齢/性別/電話番号
※希望日時は複数記入可。
※同時申込みは4名まで(団体受付不可)。2名以上で申し込む場合は全員の必要事項を記入してください。
※返信用はがきに郵便番号・住所・氏名も記入しください。
※重複申込みはできません。
※申込者多数の場合、希望日と異なる日程で当選する場合があります。
【送付先】旧乾邸管理会(〒658-0051 東灘区住吉本町3-3-4 住吉学園内)
【申込期間】3月19日(月)~4月27日(金)消印有効。抽選
【特別観覧にお越しの際の注意事項】
・専用駐車場はありません。必ず公共交通機関をご利用下さい。
・バリアフリー対応となっていない箇所があります。
・敷地内は全面禁煙です。また、館内での持ち込みによる飲食も不可となっております。
・常時公開している施設ではございません。

旧乾邸は、昭和11年頃、乾汽船株式会社を設立した乾新治氏の自宅として、旧住吉村(現在の東灘区の一部)の山麓部に建築されました。

設計者は建築の名手として名を馳せた渡邊節氏。洋風を基調としながら巧みに和洋を折衷し、重厚さの中に繊細なデザインを取り込んでいる旧乾邸は、渡邊氏の代表作とも言われています。

阪神間モダニズムを象徴する大邸宅の風格がよく伝わる主屋や土蔵、さらに当時の姿を残す庭園などは非常に貴重なものであり、門や塀も含め建物全体が神戸市指定有形文化財に、また、庭園も一部を除いて神戸市指定名勝となっています。

主な映画撮影は以下の通りです。

ミュージアム(主演 小栗旬)公式サイト
謎の人物・カエル男(妻夫木聡さん)の家として、撮影。建物をSATが包囲するシーンなど

日本のいちばん長い日(主演 役所広司)
当時の首相官邸として 

所在地
神戸市東灘区住吉山手5-1-30
・阪急御影駅から北東へ徒歩約15分
・阪神御影駅またはJR住吉駅から市バス38系統(渦森台行)「白鶴美術館前」下車南西へ徒歩約2分

文化財指定
・神戸市指定有形文化財「旧乾家住宅」(平成20年度指定)主屋1棟、ガレージ1棟、土蔵2棟付廊下、待合所1棟、塀
・神戸市指定名勝「旧乾家庭園」(平成24年度指定)和式庭園、洋式庭園、前庭

◆関連リンク
旧乾邸 – Wikipedia

 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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