季節ごとに訪れたい魅力のある観光地・神戸。代表的な観光スポットのほかにも、まだまだ訪れるべきエリアがあります。最近、「アメリカ西海岸のリゾートを思わせる気持ちのいいビーチでリラックスできるよ!」と、神戸好きの旅人たちの間で話題なのが「須磨海岸」です。
まず、その魅力は、なんといってもアクセスのよさ。神戸の中心部、三宮や元町から電車に乗ってほんの10分でJR須磨駅に到着!そして、駅の改札を出たらすぐに目の前は海!徒歩数分でビーチに出られます!
晴れた昼下がりに砂浜を歩いていると、目に映るのは青い空と穏やかな海。まさに、アメリカ西海岸のビーチリゾートにいるように感じられます。四季を通じて温暖で穏やかな海辺を訪れない手はありません!
景色を眺めながら砂浜を歩いているだけで、癒される!
須磨は古くから知られる地。源氏物語にも登場し、源平合戦(一の谷の坂落とし)の舞台でもあることなどから歴史好きにとっても魅力的な場所ですね。海辺が開発されたのは明治時代以降、別荘地として知られるようになりました。
今では東の湘南、西の須磨と称されるほど、地元では知られた存在のビーチリゾートです。ビーチリゾートとしての須磨の知名度をアップさせようと、積極的な活動が行われているほか、近年は再整備も進んでいて、2024年春にはリゾートホテル&水族館がオープンする予定、さらに盛り上がりそうです。
海辺でのウォーキングやヨガなど気軽に参加できるアクティビティが開催されることも。自然の中に身を置いて積極的に体を動かせば、身も心もデトックスできます!旅の予定に合わせて参加してみてはいかがでしょう!
須磨海岸
住所 神戸市須磨区若宮町1丁目から須磨浦通6丁目までの海浜地
公式HP https://www.city.kobe.lg.jp/a46366/kanko/leisure/suma_beach/index.html
ビーチをしばらく歩いて海辺で癒されたあと、さらに西海岸気分を盛り上げてくれるのがヨットハーバーに隣接した桟橋付きのレストラン「NORTHSHORE CAFE&DINING(ノースショア カフェアンドダイニング)須磨ヨットハーバー店」です。
サンドイッチ(1110円~)。テイクアウトしても!
思う存分、海を感じながら過ごせる!
ここで味わえるのは、新鮮な野菜とフルーツがふんだんに使われた健康的なメニュー。ヨットハーバーで海風を感じながら食事を楽しんだら、ついついサンフランシスコのベイエリア・フィッシャーマンズワーフを思い出しました。
NORTHSHORE CAFE&DINING須磨ヨットハーバー店
住所 神戸市須磨区若宮町1-1-4
TEL 078-737-1222
定休日 不定
公式HP https://northshore.jp/
※営業時間はHPで確認を
海と山の距離が近いのも神戸ならではの特徴!山陽電車「須磨浦公園駅」下車すぐの瀬戸内海と六甲山に挟まれた「須磨浦山上遊園」からは、パノラミックな海の眺めが楽しめます。
パノラマで景色を見渡すことができる回転展望閣へは、須磨浦ロープウェイとカーレーターで向かいます。
ロープウェイで向かう間も景色が楽しめ、ワクワク感が高まる!
展望台から穏やかな瀬戸内海と明石海峡大橋の方向を眺めていたら、またもやサンフランシスコを思い出してしまいました。
いつまでも時を忘れて眺めてしまう!
須磨浦山上遊園
住所 神戸市須磨区一ノ谷町5-3-2
TEL 078-731-2520
定休日 火曜日(桜シーズン、夏休み期間は無休)
公式HP http://sumaura-yuen.jp/
※営業時間はHPで確認を
須磨浦公園駅の目の前で、須磨浦山上遊園からもほど近い場所にあるのが、神戸を代表する洋菓子店やレストランを展開する「TOOTH TOOTH」が手掛ける「パティスリー トゥース トゥース シーサイドカフェ」。
のんびりとした雰囲気が漂います
ここでは、やはりスイーツを味わいたい。六甲のはちみつと発酵バターを使ったブリュレフレンチトーストにたっぷりとフルーツを乗せた「季節フルーツのブリュレフレンチトースト」で一息いれましょう。散策で疲れた体と、ちょっと減ったお腹も満たしてくれます。
「季節フルーツのブリュレフレンチトースト」1320円(税込み、サービス料なし)
冬から春にかけては、タルトの王様「いちごタルト」もお目見え
パティスリー トゥース トゥース シーサイドカフェ
住所 神戸市須磨区一ノ谷町5-3-32
TEL 078-733-1840
定休日 不定休
公式HP https://toothtooth.com/patisserie-tooth-tooth
※営業時間はHPで確認を
須磨は神戸観光の合間に、ちょっと足を延ばすだけで到着する海辺のリゾート!海風を肌に感じながら歩いているだけで、日本にいることさえ忘れてしまいます!青い空と目の前に広がる海でデトックス&エナジーチャージできますよ!
海辺で存分に西海岸気分を満喫したら、電車に乗って10分足らずで三宮や元町に到着。続いて、神戸中心部で街巡りを楽しめば、さらにさまざまな国に巡り合える!旧居留地を散策し、北野で異人館巡りすれば、ヨーロッパにいる気分に!また、南京町で中国料理を堪能して、雑貨店を巡ればアジアに!
神戸って思いのほか広いけど、アクセスのよさは抜群だから、1日でいろいろな場所を巡れるのが嬉しい。神戸を旅すれば、まさに海外を旅したような気になれます!
神戸公式観光サイト Feel KOBE
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ライフスタイルジャーナリスト、美味しいもの探求家。ホテルや旅だけでなく、レストランや酒、美容などのジャンルで積極的に取材を重ね、女性誌・男性誌から専門誌、Webサイトなど幅広い媒体に寄稿している。「神戸スイーツが恋しい!」と思った時に、すぐに東京駅から新幹線に乗り神戸に向かったこともあり。無類の泡好きで仕事だけでなく毎晩のシャンパーニュは欠かせない。