地下鉄 長田駅周辺の『再整備』工事が進んできてる。オープンスペースの「ベンチ」づくり着々、新設駐輪場も利用OK

地下鉄 長田駅周辺で3月から始まった「再整備」工事が着々と進んでいるようです。

神戸市長田区四番町8

地下鉄 長田駅と神戸高速 高速長田駅周辺では、駅や周辺を利用する人から親しまれる空間にするために、今年3月～11月にかけて再整備工事を行います。

「五葉松」や和の雰囲気を感じられるエリアに一新するという計画なんだそう。

それに伴い、駅に続く地下道入り口前に設置されていた駐輪場が廃止され、駅周辺の歩道などに駐輪場が新設されます。

計画はこんな感じ。北側と南側に滞留空間をつくり、広い道幅の通りは自転車動線と歩行者動線でわけて通行しやすくする考えです。

4月上旬に見に行った際は、駅前の駐輪場が撤去されていて、ベンチのためのスペースがつくられてました。

地下鉄 長田駅前の『駐輪場』が撤去されてる。11月まで続く再整備工事の一環、駅周辺の歩道に移設へ

2024年4月4日

ベンチの完成はまだまだかかりそう

5月中旬に見に行くと、南側に四角いエリアができていました。木が植えられる予定地です。

今は遮るものがなくて見通しが良い通りも、緑が増えると雰囲気が変わりそうですね。

南側のオープンスペース予定地はこんな感じ。ベンチは木製ですが、支えになる土台と背もたれ部分はコンクリみたいです。

ゆったり座れそうな幅なので、お買い物の休憩や誰かと待ち合わせるときに活用できそうですね。

北側のオープンスペース予定地は、4月時点では囲いなどは設けられていませんでしたが、5月中旬になると重機が入ってベンチづくりがスタートしてました。

ちなみに、2年前からATMコーナーだけ営業していた駅前の旧「三井住友銀行 長田支店」は、5月末に駅構内にATMコーナーを移転します。

建物はその後どうなるんでしょうか、再整備にあわせて他の企業が入る場合は、また街の雰囲気が変わりそうですね。

長田駅前の「三井住友銀行 長田支店」にある『ATM』が駅構内に移動するみたい。地下のファミマがあったところ

2024年5月28日

駅周辺の駐輪場 広範囲に設置

撤去された駐輪場の代わりに、駅周辺の歩道に駐輪場が追加されてます。

4月時点ですでに利用できるようになっていました。

南側は「ローソン 長田北町二丁目店」から駅方面に、歩道沿いに設けられた有料駐輪場が引き続き使えます。

道路挟んで東側の向かいは「ライフ 長田店」から北に向かって、歩道沿いが有料駐輪場です。

駅前の交差点から東側方面に新設された「Xブロック」の駐輪場は定期専用のエリアです。

道路挟んで北側には「Yブロック」の定期専用駐輪場が設けられています。

地下道の入り口横の「Eブロック」有料駐輪場も場所は変わっていません。

「スシロー」や「吉野家」がある方面には、「Gブロック」の有料駐輪場が引き続き利用できます。

「くら寿司」前の地下道入り口手前には、「Mブロック」定期専用の仮設駐輪場が設けられています。

そこから「長田神社」の鳥居がある西側方面に道沿いに行くと、カラーコーンで囲われたエリアがあります。

大きさからしてここも駐輪場になる可能性がありますね。

駅前の交差点を西に進むと「彩星工科高等学校」があり、通りを挟むように有料駐輪場があります。

このすぐ隣には、仮設の有料駐輪場が設けられてました。

駐輪場は駅から徒歩圏内の広範囲に設けられているので、停めるところに困ることはなさそうです。

しかし駅からは少し距離があるところも多いので、駅のすぐ前の放置自転車はなかなかゼロにはならないかもしれません。

オープンスペースはまだ利用できるようになるまで数か月かかりそうな印象でした。引き続き街の変化を注視していきます。

◆関連リンク
・長田駅｜市営地下鉄・神戸高速鉄道 – 公式サイト