2024年度から段階的に「無償化」する方針が発表された『兵庫県立大学』で、一般入試の志願者が増えたそうです。
兵庫県は今年1月、若者が学費の心配をせずに教育を受けられるよう、「兵庫県立大学」と「芸術文化観光専門職大学」を段階的に無償化することを発表。県外在住者も入学金の引き下げなどを予定してます。
2月25日から始まった「一般入試」の志願者は6,562人で、前年度より269人増加しました。
前年度の倍率をみて出願する大学を決める受験生も多いそうで、県によれば志願者は1年ごとに上下する傾向があるんだとか。
県立大は23年に大幅に増加したため、24年度は減少する予想だったんだそう。
少子化などで全国的に大学入試の受験者数が減っているなかで、「無償化」を打ち出したことが奏功したようです。
一般選抜(学部)の出願期間は1月22日(月)~2月2日(金)で、学部別では、工学部・理学部が前年度より増えたものの、国際商経学部などは減少したそうです。
前期・中期・後期日程の全学部を合わせた志願者数は過去5年間で最多に。全体の倍率は7.1倍(前年度6.8倍)となってます。
県の無償化施策は博士課程も対象になっているので、志願者の増加につながったのかもしれませんね。
◆関連リンク
・兵庫県立大学 – 公式サイト
元々、2期校の時代は、京大と併願されていた大学。特に兵庫県以西ではK応より硬いOB関係があり、「頭がすごく良い」と言われていた大学。OBなどの引き立ても考えれば、今の偏差値は低すぎる。校風としてはしっかり勉強させられる学校群だから企業の人事担当者からの評価も高いと思う。
無償と言うけど
【入学時】
入学者本人及び生計維持者(原則、父母)のいずれもが、入学日の3年以上前から兵庫県に在住
だから、条件を満たす人はそんなに多くないかもと思うが。
もっと範囲を広げれば良いのにと思う
神戸市西部から兵庫県以西には行きたいという人がいっぱいいるので、予算が足りなくなる。今のままでよい。