
画像:明石市資料より
明石公園内にあり、今は閉鎖されている旧市立図書館跡地について、市が解体と新施設整備を一体で進める「新たな地域交流拠点」を計画しています。
明石市明石公園1-1-27
老朽化に加え、管理上の問題も

画像:明石市資料より
旧市立図書館は1974年に、県立図書館と同時に開館。公園内の落ち着いた環境にある図書館として、市民に親しまれてきたんだそう。
2017年に、JR明石駅前の再開発ビルに新たな図書館を整備したことから、旧市立図書館は郷土資料などを取り扱う「あかしふるさと図書館」として活用されていました。
しかし老朽化などの問題があり、2020年3月に閉鎖。
翌21年9月には建物の屋上でミイラ化した遺体が見つかるなど、管理上の問題もありました。
兵庫県は21年10月、設置許可の条件に適合していないとして、2023年3月までに土地を原状回復し、県に返還するよう明石市に求めていました。
これを受け明石市は、旧施設の撤去と新施設の整備を一体で実施する「跡地利活用計画」を2024年10月に策定。
Webアンケートやワークショップ、パブリックコメントなどを行って市民の声も聞きながら、2025年12月に基本設計素案を作成しています。
多様なスペースがある「地域交流センター」に

新施設イメージ
画像:明石市資料より
新施設は「地域交流センター(仮称)」として、会議室やフリースペース、コワーキングスペースのほか、演奏会やスポーツまで、幅広い用途に対応できる多目的ホールなどを設ける計画です。
明石公園内の高低差を生かした鉄骨平屋建てで、自然と溶け合うような施設にする構想なんだとか。

新施設イメージ
画像:明石市資料より
交流棟と多目的ホールに分かれていて、二つの建物を屋根付きのスペース「大屋根広場」が結ぶ構造です。
交流棟は会議室4室にコワーキングスペースや学習スペースを設置。フリースペースやギャラリーは可動パネルなどがあり、活動内容に沿って配置を変えられる仕組みなんだそう。
今年1月には、4回目となるワークショップが実施されました。
約30人が参加し、グループにわかれて「新施設のどの場所でどういう活動をしてみたいか」「そのために必要なものは何か」などをテーマに意見交換したそうです。
建設費約16億円、補助金も活用
旧市立図書館の解体を含む建設費は、概算で「16億6000万円」。市は国の補助金も活用し、市の実質負担額を約5億円と見込んでいます。
国の補助金を受けるため、市は当初、解体・新施設建設とあわせて、明石駅南側の歩行者空間整備をセットで事業化しようとしていました。
しかしこれに対して、議会では「全体像が見えない」と異論が相次ぎ、歩行者空間整備の部分を削除した修正案が可決されたそうです。
報道によれば、6月15日に行われた明石市議会本会議では、久保井順二政策局長が新施設の設計変更について説明しました。
解体前調査で地下水が見つかったことから、書庫として使われていた地下施設はそのままにして、災害備蓄倉庫として活用するんだそう。
また現在3階建ての建物は、柱や梁などを活用して1階建てにするみたいです。
修正案可決後、市民や文化団体からは、新施設建設を求める嘆願書や要望書が相次ぎ寄せられたんだそう。建設には好意的な意見が寄せられたそうです。
明石市は2027年の年明けから解体工事に着手し、新施設は2029年度からの使用開始を目指しています。
◆関連リンク
・旧市立図書館跡地の利活用/明石市 – 公式サイト












































あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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