umieの「OSシネマズ」で第30回『活弁ライブ』があるみたい。1/31 「番場の忠太郎 瞼の母」を上映

ライター:エミ

OSシネマズ神戸ハーバーランドで、サイレント映画にセリフ語りや生演奏を合わせるかたちで上映する『活弁ライブ』が開かれます。

活弁ライブ

2022年1月30日(日)13:00開演(上演時間90分)
OSシネマズ神戸ハーバーランド


神戸市中央区東川崎町1-7-2

『活弁ライブ』とは「活動写真×弁士・楽士付きの上映」のことで、「弁士」は映画の筋に合わせてナレーションやセリフを加える話し手のこと。

120年以上前の日本ではサイレント映画は「活動写真」と呼ばれていて、それに弁士によるナレーションやセリフ語りと楽士による楽器の生演奏をあわせて鑑賞していたそうです。

上映作品は1931年に制作された「番場の忠太郎 瞼の母」です。

瞼の母と聞いて「あぁ、知ってる。」という人もずいぶん減ったことでしょう。浪曲や演歌でもおなじみですが、実はこんなお話。と、今回知って頂けます。
江州番場宿の忠太郎、五才の時に生き別れた母を求めて江戸へ。方々探し回ったある日、とうとう料亭水熊の女将が母ではないかと訪ねていくのだが……
あぁ、義理人情の物語。一体どうして瞼の母なのか……はご覧頂いてのお楽しみ。
股旅物の第一人者、長谷川伸の傑作戯曲を、若き稲垣浩監督(「無法松の一生」「宮本武蔵」等)が初の映画化。
剣戟シーンは少ないものの「小鳥も木の葉も演技している」と評された画面構成は見事。
ともかくイケメンの片岡千恵蔵、女将おはまが当たり役となった常盤操子の演技、まだあどけない娘役の山田五十鈴もみどころです

 

 

「弁士」を務めるのは活動写真弁士の大森くみこさん。関西を中心にラジオパーソナリティ、ナレーション・テレビなど「おしゃべり全般」のお仕事をされています。

「楽士」は神戸生まれのサイレント映画ピアニスト、天宮遥さん。1920年代の海外の作品や日本の作品など、伝統的作品を現代のエンターテインメントとして伝える活動をしています。

料金
一般/1900円、大学生/1500円、高校生・中学生/1000円、小人(3歳以上)/1000円、障がい者(付き添い2名まで同料金)/1000円
※各種割引サービス(シニア割引、夫婦50割引、等)可
※株主優待券・招待券・ポイント鑑賞など無料鑑賞不可

チケット販売
OSシネマズ公式WEBサイト2022年 1月22日(土)0:00~(1月21日(金)24:00~)
・OSシネマズ神戸ハーバーランド2022年 1月22日(土)劇場オープン~

昔の映画鑑賞のかたちですが、今の映画館でそれを見られるとなると、むしろ「新しい」体験という感じがしますね。

普段の映画は聞き取るのが難しくなってきたというご年配の方も、ライブでの弁士さんの語りなら楽しめるかもしれません。

◆関連リンク
OSシネマズ – 公式サイト

 

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エミ

三宮は目をつぶりながら歩けます。

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