兵庫県が発表した、総額4兆3018億円にのぼる2024年度の当初予算案は、「若者への支援」に力を入れるものになってるそうです。気になったものをいくつかご紹介します。
県立大学の授業料等無償化(5.2億円)
「兵庫県立大学」「芸術文化観光専門職大学」は、県内在住者の入学金及び授業料を「学部」「大学院」共に、所得に関わらず無償化するそうです。
段階的な導入にはなるそうですが、大学院の博士後期課程までの一貫した無償化は「全国初」とのこと。県外生も来年以降入学金を国立大並みに引き下げるなどするそうです。
海外留学のサポートの強化(4,460万円)
次代を担う人材の育成のため、これまでの留学補助(はじめて留学:上限20万円、短期:6万円、長期:40万円)に加え、留学先で学びを深める「チャレンジする高校生」を官民連携で応援する枠組みを作るそうです。
その名もHYOGO高校生「海外武者修行」応援プロジェクト。
約1ヶ月の留学に、補助上限50万円で「所得制限なし」。2024年度は10人で、その後の目標としては「年100人」を目指すそう。
「留学先で兵庫県の魅力を発信する活動を必ず実施」という要件があるそうですが、そこはあまり障壁にはならない気がします。
高校生等の部活動等応援事業(5.7億円)
県立学校の「部活動」などを応援するため、生徒自らが使い道を決定した「生徒ファースト予算」により用具などを購入できるようにするとのこと。
全日制高校で年間平均 約200万円を用意。
さらに、学校のグラウンドの「芝生化」をモデル校で行う予算も付いてます。2024年には、「社高校」「星陵高校」で芝生化を予定。
手入れが大変そうですが、サッカー部などは特に喜ぶかもしれませんね。
他にも夏休みに特化した学童の開所支援や、不登校対策などいろいろとありますので、詳しく知りたい方は県のホームページをチェックしてみて下さい。
◆関連リンク
・兵庫県 – 公式サイト
授業料無償化にしてくれないと大阪に引っ越すー!!