神戸ワインの製造・販売事業を『白鶴酒造』が引き継ぐことが正式決定したみたい

神戸農業公社 神戸ワイナリー 神戸ワイン 白鶴酒造
画像:神戸ワイナリー公式サイト/白鶴酒造公式サイトより

今年2月から協議されていた、神戸農政公社の「神戸ワイン」の製造・販売事業の継承について、10月に事業譲渡契約が締結され、正式に「白鶴酒造」に引き継がれることが決まったそうです。

神戸産ブドウからつくられた「神戸ワイン」

神戸農業公社 神戸ワイナリー 神戸ワイン 白鶴酒造
新酒「みのり」
画像:神戸ワイナリー公式Xより

「神戸ワイン」は、1983年の最初の仕込みからこれまで、神戸農政公社の自社畑と神戸市内の契約農家で収穫された「ワイン専用ブドウ」からつくられています。

しかし本格的な醸造開始から40年以上経ち、設備の老朽化や消費者ニーズの多様化に対応するために、民間と連携してさまざまな取り組みを行ってきました。白鶴酒造とは日本酒とブランデーを融合した人気商品などを手がけています。

神戸ワイナリー 白鶴酒造 神戸ワイン

『神戸ワイン』の製造・販売事業を「白鶴酒造」に引き継ぐ協議が始まったみたい。今年秋に正式契約へ

2024年3月19日

神戸農業公社 神戸ワイナリー 神戸ワイン 白鶴酒造
記者会見の様子
画像:白鶴酒造公式Xより

神戸ワインの製造・販売事業を白鶴酒造に継承する協議は今年2月から始まり、10月7日付で事業譲渡契約を締結。12月1日より事業を継承する予定です。

今後の「神戸ワイン」はどうなる?

神戸農政公社白鶴酒造神戸市
神戸産ワイン用ぶどうの栽培支援・生産者からの買い取り(継続)神戸産ワイン用ぶどうを原料としたワイン・ブランデー・リキュール等を製造・販売神戸産ワイン用ぶどう栽培農家の支援等を通じた農業振興(継続)

白鶴酒造に引き継がれるのは神戸ワインの「製造・販売」事業で、神戸農政公社は引き続き、神戸産ワイン用ぶどうの栽培支援や、生産者からの買い取り事業を担当します。神戸市も栽培農家の支援など農業振興を継続するみたい。

神戸農業公社 神戸ワイナリー 神戸ワイン 白鶴酒造
画像:神戸ワイナリー公式Xより

神戸ワイナリーの公式Xによると、白鶴酒造への事業継承に伴い、公式オンラインショップの営業は「11月22日(金)」をもって終了するそうです。

オンラインショップのポイントも同日で失効するので、まだポイントが残っている人はチェックしておきましょう。

また農業公園の再整備に伴い、11月30日(土)をもって「ワインショップ」や「ワイナリーカフェ」などの営業も終了するそうです。

11月30日で営業終了する施設
・ワインショップ
・ワイナリーツアー
・ワイナリーカフェ
・バーベキュー場(KOBE WEST WINERY&BBQ)
・会議室
・陶芸館
・パターゴルフ


報道によれば、白鶴酒造では今年12月にも販売を開始し、2025年8月以降は醸造も始まるみたい。地元神戸のぶどう生産者と連携を図り、生産量アップと高品質のワイン造りに取り組んでいくそうですよ。

◆関連リンク
KOBE WINERY – 公式サイト
白鶴酒造 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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