兵庫県『生田庁舎』の修繕工事が行われてる。新庁舎整備への布石

庁舎の建て替えなどが話題に上がる兵庫県庁舎。その再整備に向けて、近くにある庁舎の修繕工事が始まってます。


神戸市中央区中山手通6-1-1

修繕工事が行われている『生田庁舎』があるのは、兵庫県庁1号館の少し西の山手幹線沿い。「四宮神社」のすぐ横で、北へ行くと「相楽園」があるあたりです。

西を向くとこんな感じ。交差点にはレストラン「ロイヤルホスト」があって、南に下ると「花隈公園」に行きつきます。

今回の工事では、建築・機械・電気・昇降機などの修繕工事が行われる「生田庁舎」。


資料:2023年撮影

1963年(昭和38)に建てられた築60年ほどの建物で、修繕工事前の見た目は、かなり年季を感じる建物でした。

井戸知事時代の再整備資料の中では「老朽化」していると指摘されていた建物です。

今回の補修工事が終わると「暫定的な本庁舎」として、新庁舎整備までの間「1、2号館」などに入っている部局の一部が移転してくることになります。

工事は「2025年12月下旬」までを予定していて、庁舎の移転は「2026年5月頃から順次」、その後は新庁舎ができるのを待つ形になります。

新庁舎は、基本構想を練っている段階で、今年の10月以降に公表され「パブリックコメント」で市民の意見を聞くというスケジュール感。

「令和10年台半ば」の完成を目指しているので、早くても2033年頃でしょうか。けっこう長い間「生田庁舎」を利用することになります。

近くでは同じように「暫定的な本庁舎」となる「3号館」も補修工事中。

それでも収まりきらないところは「民間」のスペースを借りる算段です。

まだ少し先ですが、新庁舎整備に向けて、いろいろイレギュラーな態勢になっていきますね。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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