✔︎『神戸ダイアリー』はじめました。 地元ライターがお散歩中に見つけた「美味しい」「楽しい」などありのままの日々をつづっています。『神戸ダイアリー』が、お出かけのきっかけになるかも。
JR元町駅 西口から徒歩3分のところに、『青柳(アオヤギ)』という74年以上続く老舗のうなぎ専門店があります。
祖父の代から親子3代続く『青柳』では、関西風の香ばしく・ふっくらとした鰻を楽しむことができ、ランチタイム限定の「コスパ最高メニュー」があるということで足を運んできました。
Index
・おひとりさまも、親戚の集まりにも
・お得な鰻ランチの気になるボリューム感は?
・ついシェアしたくなるお店の人気メニュー
・うまい鰻を並ばず食べるなら今が狙い目!
・夜限定の裏メニューも!?
おひとりさまも、親戚の集まりにも
店内に入るとこんな感じ。カウンター席と4人掛けのテーブルが2席あり、木彫りのライトや年期の入った暖簾が老舗の落ち着きを感じます。
お昼の時間帯はカウンターでサクッと丼や定食を楽しむ女性おひとり様なんかも多いみたい。
2階には座敷もあります。ふすまを外すと広々とした和室なので、家族みんなで集まっての食事などにも重宝されているみたい。
座敷だと小さなお子さん連れで食事がしやすいのも嬉しい。お隣には4人ほどで利用できそうなコンパクトな個室(座敷)がもう1部屋あります。
ランチタイムのメニューは、うなぎ丼 1760円(税込)など2000円以下で楽しめるメニューがいくつかあります。大盛が無料なのも男性には特に嬉しいポイントです。
お得な鰻ランチの気になるボリューム感は?
うなぎ定食 1,980円(税込)
うなぎ定食には、小鉢/吸物/香物がついてきます。少しコンパクトなお櫃に1尾の半分くらい(?)の鰻が盛られています。
うなぎ定食は、鰻とご飯を別盛りにするか、ご飯の上に乗せた丼にするか選べるように。今回は、あらかじめご飯の上に乗った丼をチョイス。
代々のこだわりを守りつつも、タレの味や焼き加減は季節ごとの鰻の脂の乗りなどによっても微妙に調整しているんだとか。
ちなみに、定食よりもちょっとお安い「うなぎ丼」にも吸物・香物はついてくるみたい。2つの違いは、鰻のボリュームと「小鉢」がついているかどうか。女性なら「うなぎ丼」でも満足できそうですよ。
ついシェアしたくなるお店の人気メニュー
うなぎ白焼き4,290円(税込)
単品注文で人気なのがこの「白焼き」。タレで焼き上げる鰻は慣れ親しんだ味ですが、ほんのり塩味の効いた「白焼き」は脂ののった鰻の旨味がストレートに感じられて格別です。
お好みで!とお醤油も添えらえていますが、ミョウガやシソ・すだちなど、たっぷりの薬味とそのままいただくのがおすすめ。
この食べ方は美味しい鰻じゃないとできませんね。ちなみに関西風の焼き方のおかげか、しっぽ部分の香ばしさは感動もの。
しっぽの近くは水分が飛びやすく旨味が凝縮されるので、実は一番おいしい部位なんだそうですよ。(シェアするなら取り合い必至です)
う巻き 1,980円(税込)
もう1つ人気なのが「う巻き」。卵3~4個ほど使い、お出汁たっぷりの出汁巻きの中に鰻がゴロゴロ。タレをたっぷりかけていただきます。
お箸で持ち上げるのが大変なほど、やわらかくてボリュームたっぷり。ランチタイムは同じ価格でご飯/小鉢/吸物/香物がセットになった定食もあります。
ご飯の上にどん!と「う巻き」乗せると、タレや卵のお出汁が合わさって、さらさらと食べれてしまいます。白ご飯大盛り無料を頼む人が多いのも納得。
うまい鰻を並ばず食べるなら今が狙い目!
鰻は炭火でじっくり火を通すことで、やわらか・ふっくら感とともに「香ばしさ」もしっかり楽しめるんだとか。
江戸時代中期、平賀源内(ひらがげんない)という学者がうなぎ屋さんから「夏に鰻の売り上げが伸びない」と相談を受けたことがきっかけで生まれたとされる「土用の丑の日」。
今ではすっかり定着し、なんとなく夏になると鰻が食べたくなりますが「やっぱり旬は秋から冬にかけて!脂の乗りが全然違うよ!」と店主さん。
鰻というとどうしても敷居の高いイメージがあり、なかなか「さくっと平日ランチで」とは行かないイメージですが、2代目から始まったという「ランチ限定メニュー」のおかげで、ビジネスマンやおひとりさまなど、幅広い人が足を運ぶお店になったようです。
繁忙期の夏以外は予約もできるとのことなので、本当に美味しい鰻を食べるなら今からの季節が狙い目ですね。
夜限定の裏メニューも!?
タレ焼 or 白焼き、どっちにするか選べないという人に朗報!実は、夜限定で「ハーフ」という裏メニューがあります。
うなぎ丼やうなぎ定食を注文すると「タレ味の鰻」を半量に減らす代わりに、白焼きを単品の半量プラスしてくれるというもの!
鰻と言えばやっぱり定番の「タレ焼」は外せませんが、青柳で「白焼き」を食べると、白焼きの虜になる人も。
白焼きは日本酒にも合いそうな味わいなので、今度は夜に、裏メニュー「ハーフ」を頼んでみたいと思います。
【店舗名】青柳(アオヤギ)
【ジャンル】鰻丼、コース
【住所】神戸市中央区元町通3-11-14 MAP
【電話番号】078-331-2292
【営業時間】11:00~14:00/17:00~20:00
【定休日】月曜日
【リンク】食べログ
【駐車場】なし
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青柳のオーナーは山縣さんですか?