神戸市が、新型コロナウイルスに感染した「軽症者」を受け入れる宿泊療養施設として、新たに『東横INN 神戸三ノ宮駅市役所前』を確保しました。
神戸市中央区八幡通4-1-3
今年4月に確保されたポーアイの「ニチイ学館(100室)」は、軽症者の受け入れ施設として、2021年3月まで契約を延長。
『東横INN(110室)』と合わせて、市内の210室で受け入れ体制が整うことになります。今回は「濃厚接触者」全員と「神戸市独自の積極的検査により検査結果が陽性の人」も入居の対象に。
場所
東横INN 神戸三ノ宮駅市役所前
入居可能人数
110名
開設日
2020年8月19日(水)
入居対象者
新型コロナウイルス陽性の判定を受けた「無症状または軽症」の患者
・入院後に医師が引き続き入院が必要でないと判断した人
・入院調整に時間がかかる場合の入院前の滞在施設として入居する人(濃厚接触者全員・神戸市独自の積極的検査により検査結果が陽性の人)
患者の健康管理など
・医師、保健師または看護師による健康観察を実施(看護師は24時間体制で配置)
・飲食などは神戸市より提供
・宿泊療養にかかる費用は全額公費負担
施設内の感染症対策
施設内は、宿泊療養者エリアとそれ以外のエリアを完全に分離するなど、適切な感染防止対策を実施します。
入所者は建物内から出ることなく生活し、入所する際には専用の車両で移動をして、外部の人との接触・面会は行わないとしています。
ホテルの借上期間は3ヶ月間が予定されていますが、感染状況などによって延長可能とする方向だそうです。
19日には、市内で新たに15人の感染者が確認され、まだまだ予断を許さない状況。病床が増えることで、少しでも安心できる医療体制に近づくことを期待したいです。
◆関連リンク
・神戸市 – 公式サイト
・ホテル東横INN 神戸三ノ宮駅市役所前 – 公式サイト
ユカコ
気付いたら一人で六甲ケーブルに乗っていました。
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