【2025】まだ間に合う！ 兵庫・神戸の『梅の名所』10選。今年の開花予報は「遅咲き」かも

寒さが残る時期に「春の訪れ」を告げてくれる『梅』ですが、今年は寒波の影響で開花が遅れています。

そこで今回は、兵庫県にある梅が見られるスポットを10か所ご紹介します。

例年ならもう2月中に見ごろを迎えるスポットも、今年はまだ間に合いますよ！

【中央区】北野天満神社

画像：公式サイトより

北野異人館の中でも上の方にある「風見鶏の館」の隣にある『北野天満神社』。

学問の神様で親しまれている菅原道真公をお祀りする神社で、約260年前に造営された本殿は、昭和60年に神戸市の「伝統的建造物」として文化財に指定されています。

月替りの「切り絵御朱印」も人気で、3月はひな人形がモチーフになっています。

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2024年10月20日

画像：公式Instagramより

『北野天満神社』の梅は、現在咲き始め。開花情報は公式Instagramで更新されるみたいです。

ちなみに、梅は菅原道真公がこよなく愛された花で、愛木として親しまれているんだとか。

鳥居を背景に撮影するなど、神社ならではの写真も撮れるんじゃないでしょうか。北野エリアをぶらぶらしつつ、ぜひ足を運んでみてくださいね。

住所
神戸市中央区北野町3-12-1 MAP

開園時間
7:30〜17:00

料金
100円

◆関連リンク
・北野天満神社 – 公式サイト
・北野天満神社 – 公式Instagram

【東灘区】岡本公園（岡本梅林）

画像：Instagram（＠masashioji）より

『岡本公園（岡本梅林）』は、阪急 岡本駅から山側に歩いて10分ほどのところにあります。こちらの見頃もまだこれから。

「梅は岡本、桜は吉野、みかん紀の国、栗丹波」と言われるほど、岡本は梅とゆかりが深い場所です。

水害や昭和のはじめ頃からの宅地化に伴って失われていった梅林をしのんで、1982（昭和57）年に整備されました。

画像：Instagram（＠phoo.toshi）より

岡本公園には、「楊貴妃」「本黄梅」のほか、福岡県大宰府天満宮から贈られた菅原道真公ゆかりの「飛び梅」など約200本の梅が植えられています。

また公園からは神戸の街並みや大阪湾を一望することができるのも特徴です。

最近あたたかくなってきたので、ハイキングがてら梅を見に行くのもいいかもしれませんね。

ちなみに、岡本公園からさらに山側徒歩30分のところには、白梅約150本、紅梅約100本が植えられた「保久良梅林」もあります。保久良梅林での見頃は3月中旬以降なんだそうです。

住所
神戸市東灘区岡本6-6-8 MAP

料金
無料

【須磨区】綱敷天満宮

画像：公式サイトより

国道2号線・天神橋の山側にある『綱敷天満宮』。すぐ海側には須磨海岸があります。

『綱敷天満宮』は学問の神様として知られる菅原道真公を祀る神社で、須磨区を代表するパワースポットです。

画像：公式Instagramより

『綱敷天満宮』の梅はそろそろ見頃。梅園にあるしだれ梅も咲き始めました。メジロも梅園に訪れいているそうで、写真を取りに来る方も多いんだとか。

御祭神の使者とされる牛や、5歳の菅原道真公の像と一緒に梅の写真を撮ることができるみたいなので、綱敷天満宮らしい梅の写真をぜひ。

住所
神戸市須磨区天神町2-1-11 MAP

料金
無料

◆関連リンク
・綱敷天満宮 – 公式サイト
・綱敷天満宮 – 公式Instagram

【須磨区】神戸市立須磨離宮公園

画像：公式Instagramより

『須磨離宮公園』は、山陽電鉄 須磨寺駅や月見山駅から歩いて10分ほどのところにあります。JR須磨駅・山陽電鉄 山陽須磨駅からは神戸市バスで約6分ほどです。

約1,500㎡の梅園に25種150本ほどの梅があり、「鹿児島紅」などの紅梅や「白加賀」などの白梅が咲きます。

画像：公式Instagramより

『須磨離宮公園』の梅園は、梅だけでなく、足元には菜の花・ニホンズイセンなども一緒に咲くのが特徴。ジョウビタキやメジロなどの野鳥も飛んでくるそうです。

2月21日時点では、早咲きの品種が咲き始め、遅咲きの品種はまだこれからです。

ベンチで梅などのお花を見て休憩しながら、のんびり園内をまわってみるのはいかがでしょうか。

住所
神戸市須磨区東須磨1-1 MAP

開園時間
9:00〜17:00 ※木曜日は休園日（祝日の場合は開園）

料金
15歳以上 400円／小・中学生 200円（のびのびパスポートを提示すると無料）
※兵庫県内在住で65歳以上の方は公的証明書の原本を提示すると無料

◆関連リンク
・神戸市須磨離宮公園 – 公式サイト
・神戸市須磨離宮公園 – 公式Instagram

【北区】有馬温泉 林渓寺

画像：Instagram（＠0628.p）より

有馬温泉駅から温泉旅館「有馬御苑」の方向に12分ほど歩いたところにある『林渓寺』。長い坂を上った先に本堂があります。

真宗大谷派の寺院で、江戸時代には東本願寺の別院として「湯山御坊」と呼ばれていました。

画像：Instagram（＠en.chan.nel）より

『林渓寺』には、樹齢二百余年の紅梅があり、蕾のうちから紅いところから「未開紅」と名づけられたんだとか。

この実を食べれば子宝に恵まれると伝えられ、「はらみの梅」「にむしんの梅」とも言われているそうです。

週末の3連休、家族や恋人と有馬温泉の街を巡ったり、日帰り温泉を利用したりと、プチ旅行を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

住所
神戸市北区有馬町1644 MAP

料金
無料

◆関連リンク
・有馬温泉 – 公式サイト

【明石市】石ケ谷公園

画像：公式サイトより

明石市・大久保町の『石ケ谷公園』は、明石SAと隣り合っていて、徒歩で行ける距離にあります。

約14ヘクタールの広大な園内に、恐竜を模した大型複合遊具のある「あそびの丘」やハーブガーデンなどがあり、家族で楽しむことができます。

画像：公式サイトより

丘陵地に広がる梅園では、毎年2月下旬～3月下旬頃に、約800本の白梅と紅梅が咲くんだそう。

開花情報は公式サイトでこまめに更新されています。2月23日時点では、紅梅がだんだん色鮮やかになってきているとのことです。

住所
明石市大久保町松陰1126-47 MAP

開園時間
9:00～21:00

料金
無料

◆関連リンク
・しんきパーク＆スポーツマネジメント共同事業体 – 公式サイト

【宝塚市】大本山 中山寺

画像：公式サイトより

阪急 中山観音駅のすぐ北側にある『中山寺』は、聖徳太子が創建した日本最初の観音霊場と伝えられ、西国三十三所24番札所となっています。

本尊の十一面観音（重要文化財）は安産の観音様として知られ、安産祈願のため全国から参拝客が訪れるんだそう。

画像：公式サイトより

境内の北西にある梅林では、例年3月上旬から梅が咲きはじめ、約1000本の豊後・摩耶など、6種類の紅梅と白梅が見頃を迎えます。

2月18日時点では、まだ蕾の状態。公式サイトのライブカメラ（梅林カメラ）で現在の開花状況を確認することができます。

3月2日（日）には「梅まつり」法会も予定されており、中山寺でとれた梅の実を使った「梅シロップ」と「梅酒」も限定販売されるんだとか。

住所
宝塚市中山寺2-11-1 MAP

料金
無料

◆関連リンク
・大本山 中山寺 – 公式サイト

【たつの市】綾部山梅林

画像：公式サイトより

兵庫県の南西部、西播磨の最南端に位置する『綾部山梅林』。24ヘクタールの広大な綾部山広陵に広がる「海の見える梅林」として、西日本一とも言われている梅の名所です。

見渡せば国立公園新舞子浜の海岸、瀬戸内の家島群島、小豆島、淡路島などの島々、遠くには四国が望めます。

画像：公式サイトより

例年の見頃は2月下旬～3月上旬ですが、今年は開花が2週間ほど遅れているんだそう。

2月25日時点で早咲きの梅が1分～2分咲きとのことなので、見頃は3月に入ってからになりそうですね。

住所
たつの市御津町黒崎1492 MAP

開園時間
9:00～17:00（最終入園16:30）

料金
高校生以上 500円、小・中学生 400円　※梅ジュース付き

◆関連リンク
・綾部山梅林 – 公式サイト

【たつの市】世界の梅公園

画像：公式サイトより

たつの市・御津町にある『世界の梅公園』は、先ほどご紹介した「世界の梅公園」からすぐ近くにあります。

異国情緒あふれる中国風の建物と、日本・中国・台湾・韓国などの世界の梅、約315品種1250本を2月中旬～3月下旬まで楽しむ事ができます。

展望台からは青い空・青い海の瀬戸内海が一望できます。

画像：公式サイトより

今年の観梅期間は、2月11日（火）～3月25日（火）。2月21日時点では、早咲きの数輪のみ開花していますが、ほとんどの梅がつぼみだけの状態。ロウバイは満開となっています。

3月1日（土）・2日（日）には「夜間ライトアップ」が実施され、園内の野外ステージでは、3月2日（日） に地元ミュージシャンによる「梅の香コンサート」も開催されるんだそう。

住所
たつの市御津町黒崎1858-4 MAP

開園時間
9:00～16:30

料金
高校生以上400円、小・中学生200円

◆関連リンク
・世界の梅公園 – 公式サイト

【南あわじ市】広田梅林 ふれあい公園

画像：公式サイトより

南あわじ市の『広田梅林』は、洲本ICから車で10分ほどの場所にあります。

広田地区は古くから梅の名所として知られてきましたが、第二次世界大戦中の食糧不足から梅林が芋畑に変わり、梅林がなくなってしまったんだそう。

梅林を復元しようと、1966年に敷地5000平方メートルに300本の梅を植樹したのが現在の『広田梅林』の始まりです。

画像：公式サイトより

南高・鷲宿など約300本の梅が、例年2月中旬～3月上旬に見ごろを迎えます。今年の梅まつりは、3月9日（日）まで開催中。

2月18日時点では、咲き始めた木もあるものの全体的にまだ蕾が多いとのこと。見頃はまだこれからです。

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