「神戸ポートタワー」の展望1階「Gallery 360」で、『あのころの神戸』を今の神戸と重ねて鑑賞できる展覧会が開催されてます。
あのころの神戸 ~川西英・祐三郎展覧会~
2025年1月31日(金)まで
神戸ポートタワー
神戸市中央区波止場町5-5
展示されるのは、親子で神戸の風景を表現する作家、川西英と祐三郎の版画作品18点です。
有料エリアの展望フロア入場チケットを購入することで観覧できます。
展示作品に登場する「神戸港旧信号所」「こうべ花時計」など神戸のランドマークは、展示室からも見ることができるんだそう。
夜になると会場の雰囲気が一変し、夜景と一緒に作品を鑑賞することができます。
川西 英・かわにし ひで(1894-1965)
神戸市兵庫区生まれ。独学で“自画・自刻・自摺”の創作版画を確立し、郵便局長を務めながら神戸を代表する版画家になりました。異国情緒あふれる港まち神戸に深く影響を受け、神戸が師と語り、多くの風景を作品に残しました。『神戸百景』は、戦前と戦後でそれぞれ100作品の連作として手がけた代表作の一つで、他に『兵庫百景』も手がけています。作品は、当時の兵庫・神戸の魅力を伝える文化遺産として評価されています。
川西 祐三郎・かわにし ゆうざぶろう(1923-2014)
父は版画家・川西英。8歳の頃より父を師として木版画制作を始め、日本版画協会や国画会の会員として活躍。昭和41年以降は奈良教育大学の非常勤講師として教鞭も執りました。1985年には神戸市文化賞を、1995年には兵庫県文化賞を受賞しています。父の木版技法を受け継ぎつつ、墨版を巧みに取り入れるなど独自の表現を追求し、父とは対照的に静穏な世界を創り上げました。2014年に90歳で逝去。
『神戸百景』スマホスタンドにもなるアクリルカード 1,320円(税込)
「フェリシモ」とのコラボにより、「神戸百景」初の公式グッズも登場。「神戸ポートタワー」展望2階「Kobe Port Tower Shop by Felissimo」で販売されています。
スマホスタンドにもなる「アクリルカード」は、切手を貼ってポストに投函し郵送できるんだそう。
『神戸百景』オリジナルラベルワイン 全3種 各3,850円(税込)
(左から)
・川西英『神戸百景』ポートタワー 赤ワイン〈f winery128 豪州産カベルネ・ソーヴィニヨン〉
・川西祐三郎『神戸百景』みなと遊歩 白ワイン〈f winery125 豪州産ソーヴィニヨン・ブラン〉
・川西祐三郎 万国博Expo’70 ロゼワイン〈f winery133 神戸産メルロー〉
オリジナルラベルのワインは、神戸にある都市型ワイナリー「f winery」で醸造されたものです。
期間
2024年12月27日(金)~2025年1月31日(金)
場所
神戸ポートタワー展望1階「Gallery 360」
営業時間
9:00~23:00
入場料
有料エリアの展望フロア入場チケットに含まれます
(大人 1,000円/中学生以下 400円/未就学児 無料)
実際の神戸の風景と見比べながら鑑賞できるというのがポイントですね。
「あの頃」の神戸に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
◆関連リンク
・神戸ポートタワー – 公式サイト
かな
観葉植物ペペロミアホープの日々の成長を見て癒されています。
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