この秋 閉鎖したレトロな地下街『有楽名店街』はどうなってる?様子を見てきた

先日閉鎖された阪神電車 元町駅の地下飲食街の様子を見てきました。


神戸市中央区元町通2


在りし日の『有楽名店街』(2023年8月撮影)

『有楽名店街』は、1947年(昭和22)につくられた地下飲食街で、約120メートルの通路に「スナック」や「小料理屋」などが軒を連ねた昭和レトロな空間でしたが、2023年9月末で閉鎖されました。まだ営業していた当時の様子は、以前の記事で詳しくご紹介しています。

阪神元町駅のレトロな地下街『有楽名店街』が、9月末で閉鎖するみたい。昭和にタイムスリップできる空間

2023年8月6日

閉鎖から1か月と少し。名店街の入口は工事用のフェンスで塞がれ通り抜けできなくなってます。

以前はここから色とりどりの照明が見えていましたが、今はそんな空間があることなど想像できない状態です。

入口手前にあった「有楽名店街」のフロアマップもなくなり、営業終了をお知らせする紙だけが貼られています。

フェンスのすき間から、少しだけ中をうかがうことができました。色を失った電球や、二度と灯ることのない看板がそのまま残されてます。

閉鎖前には連日、常連客が訪れて思い出話に花を咲かせていたようですが、いまはもうシンと静まり返るだけです。

火災が起きた際に避難が難しいということでの閉鎖、通路の両側にはそれなりのスペースがありますし、今後この場所はどうなっていくんでしょうか。

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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