三宮の『ガリバートンネル』が、もうすぐなくなりそう。「地下通路」閉鎖でついに?

※在りし日の様子 2023年撮影

三宮の地下出入口「A14」(通称『ガリバートンネル』)は、中央幹線沿いに古くからある地下へつながるトンネルですが、2023年11月に閉鎖されました。


神戸市中央区雲井通8-1

在りし日の姿は、以前の記事で詳しくご紹介してます。

中央幹線の海側から見ると、工事用の仮囲いに半分ほどが隠れてます。奥に見えるショベルカーは、南駅前広場の工事用です。

「神戸阪急」前へとつながる歩道橋の上からは、ほとんど姿が見えない感じになってます。

南駅前広場が閉鎖され設置された迂回路に下りると、すきまからまだ入り口の様子は確認できました。まだ壊されてはいないもよう。

迂回路からは、地下へと入り込んでいく斜めのラインを間近に確認できます。

この部分が隠れた時が、別れの時となるのかもしれません。

地下はどうなっているかというと、JR三ノ宮駅側の通路の入口は閉鎖されてます。

地下から海側へ行くには、「ミント神戸」前からぐるっと回るか、「さんちか」側から行くしかありません。

「ガリバートンネル」を下りた先でつながっていた通路は、薄暗く静まり返ってます。

地下通路が閉鎖されたということは、「ガリバートンネル」の取り壊しの日はそう遠くはないと思われます。

飲食店が並ぶ「味ののれん街」側の入口も閉鎖されてます。

中間地点にあったこの通路がなくなったことで、のれん街で食べたあと、JR三ノ宮駅方面に行くのはかなり遠回りが必要になります。

駅ビル完成の予定は「2029年度」。完成後は、地上で歩行者デッキが繋がる計画もありますし、どういうルートが一番便利になっていくんでしょうね。

◆関連リンク
都心・三宮再整備KOBE VISION – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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1 個のコメント コメントを残す
ガリレオ

残して欲しいですね。
開発するのは良いと思いますが壊せば元には戻りません。新しいエリアにポッンとレトロなトンネル。良い観光地に成ると思いますよ。

2024年1月15日5:04 PM 返信