今まで三ノ宮駅から海側へ行くのに通る人が多かった広場が閉鎖され、迂回しないといけないようになってます。時間も計ってみました。
神戸市中央区雲井通8
JR三ノ宮駅の「南駅前広場」は、新駅ビルの建設のため1月10日から全体が閉鎖されることになっていました。
閉鎖されたのは、三ノ宮駅の中央改札前から海側へ行くとある広場。ここ数年は「&3 PARK」となりイベントなどが実施されたり憩いの場となっていた場所で、通り抜けると百貨店「神戸阪急」前へとつながる歩道橋へ行ける場所。
シャッターが下ろされ、前に警備員さんが立っていて、「ここ通れないんですか?」と尋ねる人の姿を何度か見かけました。
以前タクシー乗り場があった「インフォメーション」前あたりの「通路」も閉鎖されてます。タクシー乗り場は、このすぐ横に移転。
真っ白い大きな仮囲いが並んでいるので、今後何らか再整備関係の展示などが行われるかもしれませんね。
海側へは「ミント神戸」の前を通っていく形になります。
エスカレーターを上がって「三宮東歩道橋」を渡ることもできますが、今回は新たに設置された「迂回ルート」を歩きます。
「中央幹線」まで来ると、こんな感じ。迂回ルートを示した看板やこの先階段のみ」と注意を促す看板、奥に細く目指す「歩道橋」が見えてます。
「歩道」は通行止めになっていて、車道の一部が迂回ルートになってます。
中央幹線の車線は「大幅に規制」されているので、すぐ横を車がビュンビュン通るというような感じではありません。
そしてたどり着くのがこの階段。一時期閉鎖されてましたが、迂回ルート用にまた通れるようになってます。
30段以上ありますから、ため息が出る人も多いんじゃないでしょうか。
遠回りした結果、かかった時間は「3分44秒」。広場を通れていた時は、ここまで1分もかからなかったでしょうから「プラス3分かかる階段のみのルート」といった感じです。
歩道橋は「西側が閉鎖」されてますが、一方通行というわけではなく、駅方向へも行くことはできる状態。
海側から「ミント神戸」や「ポートライナー」の駅へ行く場合は、時間的にはこれまでとは変わらなそうです。
JR三ノ宮駅から「神戸阪急」の方へ行くのは、しばらく「地下から」が最短ルートに。ただ、ベビーカーや車いすなどは、山側の地下鉄三宮駅に下りる「エレベーター」ということになるでしょうから、遠回りが必要に。
駅ビル完成の予定は「2029年度」。気が遠くなるほど先ですね。
◆関連リンク
・都心・三宮再整備KOBE VISION – 公式サイト
垂水に住んでるんだけど昔ながらの市場とか更地になってタワマンになるとか。お金にならないものでも文化的価値もありますよね。戦後の世代の方々が一生懸命復興の為に築いてきた象徴として残してほしいものもある。こういう時代もあったんだなぁと。ガリバートンネルとかもそうじゃないです。なんでもかんでも新しく近未来的なものが必ずしも美しいとは限らない。なんでもかんでも箱形の建物とかにしてしまうと何か面白みとか人間臭さが失われてかえって殺風景な気がします。都会は何処の国も同じような風景。六甲道の商店街跡地とか新開地とか歩くと昔の名残が感じられてとてもいい。一等地も確かに綺麗だけどテレビで見て面白いのは上海の市場とかブラジルのスラムとかごちゃごちゃした所。なんか人間のエネルギーを感じられて元気がもらえそうな気がする。