ビーナスブリッジにある「神戸北野テラス」で『ビーガン料理』コースが始まるみたい。季節の野菜や果物を使ったメニュー

「ビーナスブリッジ」にあるレストラン『神戸北野テラス』で、4月からビーガン料理のコースが始まります。

神戸市中央区神戸港地方口一里山

「ビーガン」とは、環境や動物保護のため、動物性の食品を食べないベジタリアンの一種のこと。

ベジタリアンのなかには、肉・魚・卵を食べる人も居るのですが、ビーガンは一切口にしないため「完全菜食主義」とも呼ばれているそうです。

2025年に開催される「大阪・関西万博」には、約300万人の外国人が訪れると言われていますが、こうして多様化する食の背景を満たす対応が神戸では遅れているのだとか。

そこで、「ひょうごフィールドパビリオンアンバサダー」として万博に参画する神戸北野ホテルグループが、グループ初の試みとして、「神戸北野テラス」での本格的な「ビーガン料理コース」の提供を始めるそうです。

フレンチの技術＆和食視点の食材選びが融合した「ビーガン料理」

「神戸北野テラス」は、神戸の海・山・街を一望できるロケーションで、兵庫五国の食材を使ったメニューや「世界一の朝食」などが食べられるレストランです。2023年12月にオープンしました。

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神戸北野テラス総支配人・総料理長山口浩さん／神戸北野テラス料理長山口優貴さん

ビーガン料理コースのメニューは、フランス料理界の重鎮から技術を受け継いだ総料理長・山口浩さんと、フランス料理と日本料理の修業をした料理長・山口優貴さんが手がける全5品。

もともと総料理長の山口さんは、日本料理の食材を選ぶ繊細さと本格フレンチを融合させたいと考えていて、京都の老舗料亭で修業した経験がある息子・優貴さんとの親子競演という形で実現しました。

ビーガン料理ディナーコース

三宝柑の茶わん蒸

この季節だけの三宝柑の希少な旨みを食べ尽くすアミューズ。車麩と厳選した季節野菜に、ピュレにした長芋と自家製の乾燥野菜数種類から取ったジュと豆乳を合わせ、三宝柑を器に蒸し上げます。　完熟した果肉をコンフィチュールに変身させたソースをかけて完成です。

菜園サラダ

神戸北野ホテルのスペシャリテの一つであるテリーヌをビーガン風にアレンジ。季節の旨みをたっぷり含んだ野菜約10種を散りばめたフレッシュ感が最大の魅力。各野菜の特徴を最大限に引き出すべく、ゆがく、揚げる、蒸すなど調理法にもこだわった一皿。塩、カレー味など様々な味付けでお召し上がりいただきます。

大地の根菜ミルフィーユ

大地の恩恵をいっぱい受けて育った根菜を使ったミルフィーユ。にんじん、れんこん、ごぼう、りんごをプレスして重ね、間には玉ねぎとマッシュルームのピューレを挟み込んでいます。周りには、のり、大葉、すりごま、パプリカ、玉ねぎ、マッシュルームで作ったオリジナル七味を太陽をイメージして散りばめた、自然との共存を感じていただく盛付をお楽しみください。

まるごと蕪のステーキ