10月25日(木)、中央区の春日野道で盗難にあった「白本 洋次」さんの走る彫刻『死神チャリンコ』が、11月5日(月)、無事舞い戻ってきたそうなので、見せてもらってきました。
待っている時、来る人を予想。『死神チャリンコ』と名付けるあたり、ビジュアル系バンドをやっていて、全身黒い服、大きな「カマ」か「くさりがま」くらい抱えて来るのかと思ったのですが、普通に優しい人でした。
白本 洋次さんは、鉄工所に勤めている会社員で、溶接などが得意で、3ヶ月くらいかけて作ったのがこの走る彫刻『死神チャリンコ』。構造的にはビーチサイクルのようになっているそうです。
フレームの真ん中あたりに「カマ」もありますね!
サドル部分。角があって無骨な感じが印象的です。ただ、乗せてもらいましたが、意外に乗り心地が良いです。最近、痔が気になる人でも乗れるレベルの「死神」とは似つかわしくないソフトな乗り心地。
『死神チャリンコ』の主をされておられる死神のフェイス。歯の部分もしっかり表現されています。
炎みたいに表現されたサイド部分。十字架から炎が出ています。
発見されたのは、三宮駅東側にあるタワーマンション近くの裏路地でFacebookを見た人が、連絡をくれたそうです。
それにしても本当によかった。10月25日(木)に盗難にあったのでハロウィンに利用されたのか、単純に少し乗っていったのか。けしからん。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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