WOWOWで映画特集『震災から30年 神戸の記憶』が放送・配信されるみたい。震災前の風景を映した作品たち

阪神・淡路大震災から30年目の節目に合わせ、神戸の街を舞台とした映画特集『震災から30年 神戸の記憶』が放送・配信されます。

震災で失われた風景が数多く映された1993年製作の「She’s Rain」など、4本の作品が「WOWOW」で視聴できるみたいです。


©東映・柴田恭兵事務所

1作品目の「べっぴんの町」は、「あぶない刑事」シリーズの柴田恭兵が演じるアマチュア探偵“私”が、神戸の街に消えた少女を捜索するハードボイルドムービー。

阪神・淡路大震災前の神戸の風景が数多く映されています。

【タイトル】べっぴんの町
【放送日時】2025年1月14日(火)19:15


© KADOKAWA 1989

2作品目は「花の降る午後」。神戸市制100周年を記念し、神戸市出身の宮本輝による小説が大森一樹監督によって映画化されました。

神戸でレストランを経営する女性と、同店の乗っ取りをたくらむ謎の女性の戦いを描いています。

【タイトル】花の降る午後
【放送日時】2025年1月15日(水)19:00


©「シーズ・レイン」製作委員会

3作品目「She’s Rain」は、1993年前後という震災に近い時期に、後に壊滅的被害を受ける地区で広くロケが行われました。今では失われた風景が数多く収められ、阪急電鉄の沿線なども登場するみたい。

神戸を舞台に、別々の高校に通う高校生の男女が繰り広げる、恋と友情、出会いと別れを描いた青春映画。原作は平中悠一の同名小説です。

【タイトル】She’s Rain
【放送日時】2025年1月16日(水)19:15


© 2014木村紺・講談社/サンテレビジョン

4作品目は、木村紺の漫画をもとに、阪神・淡路大震災から20年目を迎えて製作された「劇場版 神戸在住」。

東京で阪神・淡路大震災を知らずに育った19歳の主人公が、引っ越し先の神戸で震災の傷跡を知り、当時被災した人々と触れ合うことで変わっていくというストーリーです。

【タイトル】劇場版 神戸在住
【放送日時】2025年1月17日(水)19:15

この特集は、学生時代を神戸で過ごし、阪神・淡路大震災を経験したWOWOW社員の提案から生まれたのだそう。担当者は特集の編成意図について次のようにコメントしています。

この特集は、学生時代を神戸で過ごし、阪神・淡路大震災を経験した社員の提案から生まれました。

地域全体で6,000人以上の方が亡くなり、中心地の神戸も壊滅的な打撃を受けた未曽有の大震災から30年。神戸の街は見事に復興しましたが、決して風化させてはならないという思いから、神戸を舞台とした映画の特集を企画しました。

「べっぴんの街」「花の降る午後」「She’s Rain」には、震災前のお洒落でキラキラした神戸の風景が写っています。そして「劇場版 神戸在住」では、震災から20年経って生まれ変わった神戸の街が描かれています。

映画をご覧いただくことで、ご家族を亡くされた方々への励ましや、亡くなられた方の鎮魂となれば幸いです。また、阪神・淡路地域の方だけでなく、2025年1月にちょうど震災発生から1年を迎える能登や、東北、熊本など、同じように地震の被害を受けた方たちにも、この特集を通じて復興へのエールを送れればと思います。

<映画特集『震災から30年 神戸の記憶』概要>
放送期間
2025年1月14日(火)~17日(金)

作品
・べっぴんの町
・花の降る午後
・She’s Rain
・劇場版 神戸在住

視聴方法
・WOWOWシネマで放送
・WOWOWオンデマンドでの同時配信/アーカイブ配信あり


スマホやテレビで視聴できるWOWOWオンデマンドには、月額2,530円(税込)で加入することができるみたいです。

お正月にたくさん映画やドラマが見たい!という人は、今回の特集もあることですし加入を考えてみてもよいかもしれませんね。

現在NHKで放送中の連続テレビ小説「おむすび」にも、神戸の風景が多く登場しています。

朝ドラ『おむすび』に「神戸ロケシーン」がたくさん登場してる。灘区「水道筋商店街」、垂水区の廃校舎など

2024年10月28日

朝ドラ「おむすび」が『2007年 再びの神戸』編に突入。新キャストを迎え、連日「神戸ロケシーン」が放送されるみたい

2024年11月18日

◆関連リンク
WOWOWオンデマンド – 公式サイト

 

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やよい

「推し」のライブによく出没します。

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