画像:菊正宗酒造記念館サイトより
東灘区にある菊正宗酒造の工場にある、大きな「菊正宗」の看板が、12月中旬に撤去されるそうです。
神戸市東灘区魚崎西町1-8-6
菊正宗酒造は、灘五郷と呼ばれるエリアのうち「御影郷」にある酒造会社です。丹波杜氏秘伝の「生酛(きもと)造り」について学べるお酒の博物館「菊正宗酒造記念館」も運営していて、国指定の重要有形民俗文化財「灘の酒造り用具」を展示・解説する唯一の施設になっています。
生産工場内には、70年近く前に立てられた大きな「菊正宗」の看板があり、灘五郷のシンボル的存在に。地域住民や酒蔵巡りをする人たちに親しまれました。
報道によると、看板は12月20日ごろまでに撤去することが決まったんだそう。すでに撤去工事は始まっているそうです。
阪神・淡路大震災でも大きな被害はなかったものの、近年は気候変動の影響で荒天が続いていることを受けて、安全性などを考慮して判断したそうですよ。
近くを走る六甲ライナーの車中から見えるほど、インパクトのある看板だったとか。撤去予定日まで残りわずかですが、見納めしておきたい!という人は足を運んでみてください。
◆関連リンク
・菊正宗酒造 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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