
2025年4月4日(木)に開業する新アリーナ。一足早く中の様子をチェックしてきました。
神戸市中央区新港町2
「ジーライオンアリーナ神戸」は、日本初という270度海に囲まれたアリーナで、プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の試合などが行われる他、音楽ライブなどの会場にもなり4月には「MISIA」が全国ツアーでやってくる予定です。

「最大1万人」を収容できるアリーナ。国内最大級のビジョンと、「可動式」の多面ビジョンがあって、どこからでも見えるという方式。
ずらっと5階席まであって、上の方はちゃんと見えるのかな?というのが気になりますよね。

最上段に上ってみました。階段はちょっと大変でしたが、そこまでステージが遠いという感じはないかと。
天井に近い席は「音響設備」が近いので、より「いい音」を感じることができるとのこと。
実際に音楽を流してくれたんですが、2階より5階のほうが、臨場感があった気がします。音楽ライブなどの時は、あえて上の方という選択もいいかもしれません。

イスの間隔は、こんな感じ。段差が結構あるので、前の人の頭で見えない!ということはなさそうかなと。
ドリンクホルダーはだいぶ足元なので、よっこいせとなるかもしれません。シートはクッション性があって座り心地がよかったです。

大人数が集まるイベントとなると気になるのは「トイレ混む問題」。5階は入口の間に1個ずつ10か所ほどあって、女性の方が少し多め。
1万人入った場合並ばないことはないでしょうが、スムーズに利用できるといいですね。

そしてもう一つ気になるのが、食べ物を買える場所。イベントなどの時は売店がオープンし4店舗それぞれ違ったメニューを販売しています。
2階山側203の扉横の売店では、お腹いっぱいになる「肉盛り丼」や、「ル・パン総本店」のメロンパンに、オリジナル生クリームを挟み込んだ「メロンクリームパン」などがラインナップ。

2階山側202の入口横の売店では、見た目に特徴がある「すとーくす」の文字チュロスも。
ストークスカラーの緑は「抹茶パウダー」がまぶしてあって、1本800円(予定)だそうです。

神戸ストークスのホームゲーム観戦時、一部のチケット保有者のみが入場することができるという「コートサイドクラブ」。
飲食スペースと「神戸牛バーガー」などを販売するフードカウンターがあるんですが、間の緑色のライトのところから、「選手が入場」してくるというお楽しみが。
ちなみに「コートサイド」のチケット料金は、1万円前後。間近に触れ合える特典込みのお値段と考えたら、高くはないのかもしれませんね。

ちなみに「年間指定」で1区画「1500万円」ほどの料金となっている「VIPエリア」ものぞいてきました。
上質なソファーやイスでコース料理を食べられる「部屋スペース」と、ステージを見れる座り心地もワンランク上の「座席」が両方ある形。

部屋スペースにも「壁」はないので、音の臨場感は常に味わえる感じです。VIPなお値段ですが企業などがすでに押さえているとのこと。すごいですね。
なかなか一般利用する機会はないですが、興行内容によっては単発で使える部屋もあるようなので、気になる方は狙ってみて下さい。

おみやげを買うなら「TOTTEI INDIES STORE」、神戸ストークスとTOTTEIのコラボフラッグシップストアがあります。
ストークスの応援グッズやアイテムのほか、地元生産者とコラボした「限定商品」なども並んでます。

アリーナがデザインされた「神戸ノート」の「じゆうちょう」498円や「ゴーフル」864円、ストークスの「瓦せんべい」1570円など、地元感漂うラインナップです。

アリーナの海側は、試合やライブがない日でも楽しめる「TOTTEI PARK」。
茶色に見えるところも、芝生が敷かれていて、そのうち緑になる予定です。

先端まで行くと、神戸大橋やポーアイがいい感じに見えてます。座ったりする場所もあるので、のんびり過ごせる散歩コースとしてもいいかもしれません。

広場でのイベント時などに観客席にもなる「緑の丘」は、まだまだ工事中で開業より後の「4月25日(金)竣工予定」とのこと。
ゴールデンウィークには楽しめる感じです。
イベントがない日も営業しているオープンテラスのある「レストラン&カフェゾーン」も見てきましたが、長くなるので、別の記事にまとめたいと思います。
アリーナ開業はいよいよ来週の金曜日に迫っています。どんな賑わいになるのか、楽しみですね。
◆関連リンク
・TOTTEI | GLION ARENA KOBE – 公式サイト
カオル
とりあえず「食パン」を買う人です。
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