画像:豊岡市観光公式サイトより
兵庫県北部の豊岡市但東町で、春の風物詩が今年も開催されます。山あいの段々畑が色とりどりのチューリップでいっぱいになる人気イベントで、チューリップ狩りや鉢植え販売、フォトコンテストなども行われるみたいです。
たんとうチューリップまつり
2025年4月15日(火)~12日間前後
たんとう花公園
豊岡市但東町畑山字坂津口28
画像:豊岡市観光公式サイトより
たんとうチューリップまつりは、但馬に春を告げるフラワーイベントで、1992年から毎年開催されています。
約300品種、100万本のチューリップが咲き誇る圧巻の光景が楽しめるそうで、今では年間約3万人が訪れる人気イベントになっています。
神戸市から訪れる場合は、JRの有料特急やバスを利用して片道3時間半~4時間ほど。特急を使わず在来線とバスで行くと5時間ほどかかります。
画像:但東シルクロード観光協会公式サイトより
但東町はもともと、兵庫県内で唯一の「球根生産地」だったんだとか。
しかし栽培農家は高齢化で徐々に減っていき、「最後に一つ花を咲かせたい」との思いから、町内のあちこちで栽培していたチューリップをひとつの場所に集めることに。
これがきっかけで始まったイベントなんだそうです。
画像:但東シルクロード観光協会公式サイトより
開催3年目にはじめて「フラワーアート」も実施。「花でアートをしたら面白いのでは」「それならイラストを描いてみよう」とつながっていき、発案者もデザイナーも球根を植えるのも、オール但東町民で完成したそうです。
そうして今では「フラワーアート」はイベントのメインコンテンツに。毎年約10万本のチューリップを使って、畑一面にその年のアートを描くそうです。
毎年趣向を凝らしたデザインとテーマで取り組んでいるそうですよ。
美しい景色が楽しめるだけでなく、キッチンカーなどの出店も。切り花や鉢植えの販売や、Instagramを使ったフォトコンテストなども開催されるみたい。
ユニークなのが「チューリップ狩り」で、球根ごとスコップで掘って持って帰れるという、このイベントならではの企画です。
参加した人の口コミによれば、楽しめるものの結構大変な作業だそうで、軍手を持参するのがおすすめなんだとか。
開催期間
2025年4月15日(火)オープン~12日間前後開催
※閉園日は開花状況で変動します
開催時間
9:00~17:00(最終受付 16:30)
入園料
大人 平日800円/土日祝 1,000円
小中学生 400円
※幼児は無料
※障がい者手帳提示時、本人のみ当日入園料が半額
主催者によると、土日の11時~15時は混み合う傾向みたい。またお花は「雨の日」が綺麗に見られるそうですよ。名物のフラワーアートは2024年は「ペコちゃん」が描かれたそうですが、今年は何が描かれるのでしょうか。神戸からは少し遠いですが、ぜひ現地で楽しんでみてください。
◆関連リンク
・2025たんとうチューリップまつり情報 – 公式サイト
あさみ
「今年こそダイエット」が口癖です。
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