姫路城で『春の特別公開』が期間限定で実施中。一般公開後初となる「全小天守」同時公開、イ・ロ・ハの渡櫓も

姫路城 春の特別公開 東小天守 乾小天守 西小天守 イの渡櫓 ロの渡櫓 ハの渡櫓
画像:姫路城公式サイトより

先日開幕した「大阪・関西万博」にあわせて、姫路城で『春の特別公開』が実施されてます。

春の特別公開

2025年4月12日(土)~4月25日(金)
姫路城


姫路市本町68

「姫路城」は、姫路を象徴する美しい城で、別名「白鷺(しらさぎ)城」とも呼ばれています。

1613年ごろに完成し、白い城壁や連立式の天守、堀、廊下、桜が有名なんだそう。

姫路城 春の特別公開 東小天守 乾小天守 西小天守 イの渡櫓 ロの渡櫓 ハの渡櫓
画像:姫路城公式サイトより

4月25日まで開催中の「春の特別公開」では、普段は見られない「全小天守」や「渡櫓」など6棟が期間限定で観覧できます。

全小天守の同時公開は、一般公開が始まった大正元年(1912年)以降初めての試みなんだとか。

乾小天守

姫路城 春の特別公開 東小天守 乾小天守 西小天守 イの渡櫓 ロの渡櫓 ハの渡櫓
乾小天守から大天守を望む/乾小天守から中庭を望む
画像:姫路城公式サイトより

「乾小天守」は天守曲輪の北西に位置し、建築当初は、「いぬい(戌亥)やぐら」と呼ばれていたんだそうです。

外観は三重ですが、内部は地上4階、地下1階。乾小天守からは、格子のない火灯窓から圧巻の大天守(北西面)を見ることができます。

乾小天守から東を望むと、連立式天守の全容や東小天守の姿、中庭の様子がよくわかるのだとか。

西小天守

姫路城 春の特別公開 東小天守 乾小天守 西小天守 イの渡櫓 ロの渡櫓 ハの渡櫓
西小天守 外観/内部
画像:姫路城公式サイトより

「西小天守」は大天守の西南に位置し、3層3階地下2階の構造になっているそうです。

籠城した際、敵兵の攻撃から天守を防御するための「最後の拠点」になるそうで、西小天守からは複雑に配置された門や、迷路のような登城ルートを見下ろすことができます。

東小天守

「東小天守」は天守曲輪の北東に位置し、建築当初は、「うしとら(丑寅)やぐら」と呼ばれていました。

外観は三重、内部は地上3階、地下1階となっているそうです。

イ・ロ・ハの渡櫓

姫路城 春の特別公開 東小天守 乾小天守 西小天守 イの渡櫓 ロの渡櫓 ハの渡櫓
ロの渡櫓/ハの渡櫓
画像:姫路城公式サイトより

イ・ロ・ハの渡櫓はいずれも外観二重、内部は地上2階、地下1階となっています。

「ロの渡櫓」は1・2 階ともに東西約28.8m、南北約5.9m、面積約170㎡で、現存する渡櫓で最大級の規模を持ち、映画の撮影にも使われたことも。

「ハの渡櫓」は西・乾小天守をつなぐ渡櫓で、天守曲輪の建造物内へ入ることができる入り口が地下にあり、中2階を介して地上1階へ上がれる構造なんだとか。

公開期間
2025年4月12日(土)~4月25日(金)

時間
9:00~17:00(最終入城16:00)

公開対象場所
東小天守/乾小天守/西小天守/イの渡櫓/ロの渡櫓/ハの渡櫓
※特別公開エリアの受付場所:イの渡櫓(天守群内)

観覧料
大人(18歳以上)1,000円
小人(小中高生)300円
※別途、姫路城入城料が必要です
※未就学児は無料


全小天守が同時に見られるのは、姫路城の一般公開が始まって以降初なんだそう。特別公開エリアの受付は「イの渡櫓(天守群内)」で、公式サイトによると天守群の見学時間を想定して、15時までには入場改札口を通ることが推奨されています。

◆関連リンク
姫路城 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

あさみ

「今年こそダイエット」が口癖です。

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