今年の3月末をもって、ポートライナーと六甲ライナーの『回数券カード』の発売が終了します。きっぷタイプの「普通回数券(11枚)」は引き続き発売されるみたいです。
3月末で販売終了するカードは、以下の通り。1枚で複数回使えるカードタイプの「回数券カード」が終了し、1枚で1回だけ使えるきっぷタイプの「回数券」は継続という形です。発売終了後も、有効期限内は利用できますので、さっそく使えなくなるということではないです。
・普通回数券カード(11回券、22回券、33回券)
・時差回数券カード(6回券、12回券)
ICOCAはポイント還元となりますので、利用登録をしないと還元適用外になりますので注意が必要です。
「ICOCA」「PiTaPa」両方の話で、実質的にお得になるかどうかで言うと、月に2,000円くらい使っている人は、これまでと同レベルの割引以上、それ以上になるとさらにお得といったイメージでしょうか。
ちなみに、「PiTaPa」はクレジットカード的なもので後から精算、「ICOCA」はそれに加えてチャージ機能もありますので、使い慣れていない人は、チャージ機能がある「ICOCA」から始めると良いと思います。
それでは、ちょっと難しいですが、それぞれのサービスをご紹介。
「ポートアイランド線」と「六甲アイランド線」全線の各駅券売機で登録された『ICOCA』を使用して同線を利用した場合に、1ヶ月間(1日~末日)の利用額に応じてその一部をポイントとして還元するサービスです。
ポイントは1円=1ポイントとなっていまして、チャージ還元サービスの登録が必要となりますのでお忘れなく。「小児用ICOCA」も対象です。
開始日
2020年4月1日(水)
サービスの種類
普通利用還元
1ヶ月間の利用額が大人2,000円(小児1,000円)を超えた場合、利用額の約13%(普通回数券相当)を還元。
時差利用還元
平日の10時~16時の間に入場または土日祝・年末年始の終日に利用された方で、1ヶ月間の利用額が大人1,400円(小児700円)を超えた場合、利用額の約24%(時差回数券以上)を還元。
つまり「一ヶ月2000円以上使う人」か「平日の夜以外の時間に利用して一ヶ月に1400円以上使う人」がお得になるみたいです。
「ポートアイランド線」と「六甲アイランド線」で『PiTaPa』を利用した場合に、1ヶ月間(1日~末日)の利用額に応じて適用される「利用額割引」の適用区分(適用される範囲)と、割引率の変更が行われます。割引は金融機関口座からの引き落としの際に行われます。
開始日
2020年4月1日(水)
変更内容
適用区分を一ヶ月に大人1,000円超(小児500円超)から大人2,000円超(小児1,000円超)に変更し、割引率を最大13%割引に拡大。
【利用例】
【変更後の適用区分・割引率】
※小児の適用区分は大人の半額です。
従来は利用額1,000円までは0%、1,000円超から2,000円までは15%、2,000円超から10,000円までは10%、10,000円超は15%という割引方法が適用されていました。
つまり、利用額2,000円超(2010円~)割引が始まり、2010円~2300円は0.5%~13%、2300円以上はずっと13%の割合で割引がされるということです。また「2223円」以上使用すると従来よりもお得になる計算になります。
よく利用する人は、この機会にどうぞ。
◆関連リンク
・神戸新交通 – 公式サイト
記事を拝見しましたが、おそらく間違いがあるのではないかと思いので、コメントを残します。記事本文のリンクを2個つけている、ICOCAポイントの利用登録が必要と言う箇所が、誤りではないかと思います。
記事最後の関連リンク、神戸新交通の公式サイトをみると、「ポートアイランド線・六甲アイランド線各駅にある自動券売機で利用されるICOCAを登録してください。」と記載があり、
記事にかいていらっしゃる、JR西日本の券売機でする利用登録とは、違うのではと、思います。
恐れ入りますが、ご確認いただきますようお願いいたします。m(_ _)m
ご指摘ありがとうございます。内容を確認し修正いたしました。ICOCAのチャージ還元サービスが「神戸新交通の独自サービス」ということからも、ご指摘の通りだと思われます。