本記事は【甲南女子大学】の現役学生が担当しています。
【取材・記事執筆】
甲南女子大学 文学部 メディア表現学科 N.Y. さん/増田のぞみゼミ 所属

Index
スポット1「三宮エリア」

1つ目のスポットは、神戸の中心「三宮エリア」です。三宮駅周辺には様々な店舗や複合施設が集まっており、買い物にはもってこいの場所です。
そんな三宮を代表する買い物スポットの一つが三宮センター街。アクセスはJR三ノ宮駅から徒歩5分。
神戸三宮センター街には、飲食店やファッション、雑貨店など幅広いジャンルの店舗が軒を連ねており、連日多くの人で賑わっています。
その通り沿いにある少し特徴的なデザインの「マンホール」をご存知でしょうか。

通称、万年暦マンホールです。おしゃれで美しいデザインですね。
このデザインは、阪神・淡路大震災の復興のシンボルとして商店街の路面に描かれている「万年暦(まんねんごよみ)」をモチーフにしています。

ZARAやクレフィなどがある南北の通りと、センター街が交差するあたりにある「万年暦」がこちら。
見馴染がある人も多そうですが、何がモチーフになっているのか改めて意識したことのある人は少ないかもしれません。三宮センター街に訪れた際には、ぜひどちらも探してみてください。

神戸三宮センター街の南に位置する「三宮センターサウス通り」。1つ目のマンホールからも十分歩ける距離です。
サウス通りも飲食店や雑貨店などが集まる通りですが、1本入った場所なので落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。

そんなサウス通りのマンホールは、レトロでお洒落な石畳にぴったりのデザインになっています。
黄色の街灯がとても可愛らしいですね。センター街に立ち寄った際には、あわせてサウス通りにも寄ってみるといいかも。
スポット2「王子公園エリア」

2つ目のスポットは、JR灘駅から徒歩5分のところにある「王子動物園」です。
王子動物園は六甲山麓に広がる自然豊かな動物園で、ゾウやキリンなど、約130種類800点もの動物に会うことができます。

道中には可愛らしい動物たちのイラストを複数見つけることができるので、探しながら向かってみるのも楽しいかもしれません。

マンホールは、動物園の入り口前にあります。ゾウやパンダなど、7種類の動物たちがカラフルに描かれています。とっても可愛らしいですね。
他にJR灘駅前にもカラーのマンホールを見つけることができ、動物園周辺には同じデザインのカラー無しバージョンを複数見つけることができました。
どちらもかわいいので、訪れた記念に探してみてくださいね。
スポット3「須磨エリア」

3つ目のスポットは、JR須磨海浜公園駅から徒歩5分の「神戸須磨シーワールド」へ。
水族館は2024年6月1日に開業し、約520種17000の生き物に出会うことができます。見どころはなんといっても大迫力のシャチのショー。前列で観るならポンチョは必須です。

水族館までの歩道は、水を感じさせる青色になっており、可愛い水の生き物たちのイラストも見ることができます。

大きなイルカの背景には須磨の海と山々が広がっており、須磨の魅力が詰まったマンホール。色合いもとっても可愛らしいですね。
実はこのマンホールをデザインしたのは一般の方なんだとか。神戸の各区ごとにその土地の魅力を伝えるマンホールのデザインを募った、マンホールデザインコンテストを実施。
このデザインは第6回の須磨区の最優秀賞作品です。
マンホールデザインコンテスト

他の区の最優秀賞作品も気になり、いくつか訪れてみましたのでご紹介!
第3回の東灘区の最優秀賞作品は、東灘区役所の南側に設置されています。東灘区の花である梅と、住吉川をデザインされていて、川を泳ぐカモの親子がとってもかわいいです。
梅の赤と川の青のコントラストもきれいですね。

第5回の灘区の最優秀賞作品は、灘区の花であるマリーゴールドと摩耶山と摩耶ロープウェイがデザインされています。灘の雄大な自然が感じられる作品ですね。
設置場所はJR灘駅の北側。スポット2つ目の「王子動物園」のマンホールも近くなので、一緒に探してみてはいかがでしょうか。
この他にも神戸の色んな区にデザインコンテストのカラーマンホールが設置されているので、そちらもぜひ神戸に立ち寄った際には探してみてください。
今回は神戸の観光地にあるマンホールをいくつか紹介しました。
普段は見逃されがちなマンホール。旅先で見るからこそ思わぬ発見があるかもしれません。神戸に遊びに来た際にはぜひ、足元にも注目してみてください。