
西宮市が、18歳以下の医療費を『完全無償化』する方針を発表しました。
これまでは「所得基準を上回る1歳~中学3年」と「すべての高校生」は一部を負担していましたが、2026年1月からは自己負担ゼロになる見込みです。
財政難のため収支を均衡させる「財政構造改善」を進める西宮市ですが、2024年度決算での税収が想定を大幅に上回り、今後も財源を確保できる見通しがついたそう。
市の医療年金課によると、今年12月末時点の対象者は約4万1千人で、無償化の費用は「年間 約6億円」が見込まれています。
ちなみに、現在の神戸市の負担額はこんな感じ。
外来 | 入院 | |
---|---|---|
0歳~2歳 | 自己負担なし(0円) | 自己負担なし(0円) |
3歳~高校生 | 2割負担 1日最大400円を月2回までの負担 (3回目以降、自己負担なし) |
阪神間で18歳までの通院・入院費が完全に無料となるのは、今年10月から始める三田市に続き西宮市が2例目です。
西宮市は、8月29日に開会する市議会定例会に条例改正案などを提出予定。本年度分(26年1・2月)の1億1800万円が補正予算案として提出されます。
やよい
「推し」のライブによく出没します。
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