旧居留地の「お弁当販売車」がいなくなってる。ランチタイムの景色が変化


※2024年撮影

旧居留地でお昼時にずらっと列をなしていた「お弁当販売車」が、姿を消しています。


神戸市中央区江戸町91-1


※2024年撮影

ちょうど1年ほど前の様子です。これまでランチタイムに「お弁当販売車」が並んでいたのは、「神戸市役所」の南西の道路沿い。奥に見えるのが、建設中だった「神戸旧居留地91番館」です。

「お弁当販売車」は、「パーキングメーター」のある場所を利用して車を止め、1000円を切るお手頃なお弁当を並べていました。

お昼時には、周辺で働く人たちが買いに出てくるのがいつもの光景となっていた場所です。

これは2025年9月上旬の11:30頃の様子です。いつも並んでいた「お弁当販売車」は、1台もいません。

理由は、7月に道沿いにあったパーキングメーターが「撤去」され、車を置けなくなったからというのがあるようです。

道路にあった駐車スペースの白い線も消されています。

なぜパーキングメーターは撤去されたのか?

神戸新聞の報道によると、オフィス街に駐車場が少ないということで設置されていたが、周辺にコインパーキングが増え「必要性がなくなった」と警察は話しているようで、路上販売も本来「道路使用許可が必要」のため別のパーキングメーターで営業しようとしても「摘発の対象」となってしまうそう。

近くにはコンビニや飲食店があるので、お昼が食べられないというにはならないと思いますが、バリエーションが減ったり、出費が増えて困ったりしてる人はいるんじゃないでしょうか。

限られたランチタイム、限られた予算の中でも、街で働く人たちがランチを楽しめる選択肢が増えるといいですね。

◆関連リンク
神戸新聞 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

ライター一覧

コメントを残す

日本語が含まれないコメントは無視されます。コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は承認されません。