旧居留地の新ビル「神戸旧居留地91番館」が完成してる。歴史伝えるパネルも設置

「神戸銀行協会ビル」だった場所が、新たな「オフィスビル」として生まれ変わってます。


神戸市中央区江戸町91-1

旧居留地、東遊園地の西にあった築70年のレトロな「神戸銀行協会ビル」は、2023年に取り壊され跡地でオフィスビルの建設が進められてました。

旧居留地のレトロな「神戸銀行協会ビル」が取り壊され、新たにオフィスビルになるみたい

2022年3月23日

以前は駐車場だった土地も含めて建てられた「神戸旧居留地91番館」は、2025年4月30日に完成し、5月1日から供用が開始されたと発表されてます。

地上11階、地下1階で、延べ床面積は約7800㎡。2~11階が「事務所」で「機械式駐車場」も20台備えてます。

三宮都心部へのオフィス誘致を促進するため「固定資産税」などが軽減される制度の適用を受けたビルです。

入り口の外には、旧居留地の歴史を伝えるパネルが設置されてます。

ビル名にも(旧神戸銀行協会ビル)と添えられていたり、新しいビルながらも街の歴史を継いでいくという感じが伝わってきます。

1階はテナントスペースになっていて、黒いシックなフレームでガラス張りになってます。

まだ「カフェ」などが入るイメージが描かれてましたが、まだテナントの工事は行われてない状況です。

南面、東面どちらにも出入り口があり、2区画あるように見えました。

旧居留地のモダニズム建築『日本真珠会館』跡にできる「マンション」が着工。工事完了は2年後の予定

2024年7月14日

新しい「市役所2号館」は、はじめの案より「15m」高くなるみたい。デザインの変更も

2024年9月24日

旧居留地では、旧真珠会館が解体され「複合マンション」として生まれ変わろうとしていたり、「市役所2号館」が「ホテル」などが入る超高層のビルになったりと変化を控えているエリア。

先に生まれ変わった「91番館」には、どんなテナントが入るのか注目ですね。

◆関連リンク
神戸土地建物株式会社 – 公式サイト

 

この記事を書いた人

カオル

とりあえず「食パン」を買う人です。

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