「元町商店街」ほぼ通常モードの人出の中で「閉店」がぽつぽつと…。創業21年のジャズ喫茶も

「元町商店街」界隈の人通りがコロナ前に戻る中で、閉店してしまった店もチラホラ見かけます。

神戸市中央区元町通

元町商店街の変化は、これまでも折に触れてお伝えしてきましたが、6月末の平日（水曜日）の午後に見てきました。

現在の「元町商店街」の様子。人が多くなってる

2020年5月15日

神戸市HPで公開されている人通りの変化をデータで見てみると、「鯉川筋 元町駅南」の平日水曜日の人出の変化はこんな感じ。

コロナ前に比べて少なくはあるけれど、時間帯によっては今の方が多くなることもある感じです。

商店街手前の「森谷商店」の揚げ物には、平日でも行列ができてます。

大丸側から入ってすぐぐらいのあたりの様子。老若男女とわず、コロナ前と変わらない人通りに感じました。

南京町の元祖豚饅頭屋「老祥記」にも行列復活。最盛期ほどまで回復はしてないと思いますが、ひと月ちょっと前にほとんど並んでなかったのがウソのようです。

現在の『南京町』の様子。広場の人形もマスク

2020年5月15日

有名店には行列が戻りつつある中ですが、閉店している店も。

閉店「プーレロティ神戸」

ドラッグストア「マツモトキヨシ」の隣にある小洒落た雰囲気のお店。昼はスイーツが好評のカフェ、夜は「ロティサリーチキン」が名物のダイニングバーだったみたい。

2階席に個室スペースもあったり広々していたが故、人が来ない数か月がしんどかったのかもしれません。

閉店「カフェ萬屋宗兵衛」

元町商店街を大丸側から入ってほど近い地下にあるお店。自家焙煎珈琲とジャズライブの店で創業21年になるそうです。

手書きのメッセージに店主の人柄がにじんでいる気がします。

「ライブハウス」でのクラスターのニュースのインパクトが大きくて、夜、お酒と音楽を楽しむお店への客足はほとんど戻っていないのかもしれません。常連のお客さんにもきちんと挨拶することもできないまま閉店になったようです。

「いつも半ズボン姿でおみやげをくださったお客様」からの連絡が来ることを願うばかりです。