六甲高山植物園の「小便小僧」が、冬でも寒くないように「マント」を着せてもらうそうです。今年のデザインはピンク色の花をつける高山植物「コマクサ」がテーマ。
神戸市灘区六甲山町北六甲4512-150
六甲高山植物園の「小便小僧」は1962年に彫刻家の榎本健次郎氏が制作したもの。
例年は「マント着せ」セレモニーを見に行けたのですが、今年はコロナの影響で中止になりました。
着せる瞬間には立ち会えませんが、11月3日にマントを着せてもらったあとは、冬支度した「小便小僧」を見ることができます。
今年のマントは神戸芸術工科大学の学生が「コマクサ」をテーマにデザインしたそう。
「コマクサ」は、他の植物が生育できないような岩場に、他の草とは一緒にならずに生息しているそうで、その姿から「高山植物の女王」と呼ばれています。
「小便小僧」の王冠はそれに由来してデザインされたみたいですね。
去年はこんな感じのデザイン。毎年自分のために作られたマントを新調してもらっています。
六甲高山植物園
【入園料】大人(中学生以上)700円/小人(4歳~小学生)350円
【開園期間】11月23日(月・祝)まで
【開園時間】10:00~17:00(16:30受付終了)※「夜の紅葉散策」実施時は延長営業あり
ちょうど紅葉と「六甲ミーツ・アート」の時期ですし、冬仕様になった「小便小僧」に会いに行ってみては。
◆関連リンク
・神戸・六甲山 公式おでかけサイト – 公式サイト
エミ
三宮は目をつぶりながら歩けます。
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