先日、網干総合車両所(兵庫県太子町)で公開されたんですが、安全性が向上され、バリアフリーにもなったそうです。
リニューアルは全484両(JR西日本の所有している全体は、6511両です)のうち、運行開始から20年を越えた約160両が対象なんだそうで、3分の1程度が入れ替えになることになります。
大きな変更点としましては、座席中央部に握り棒と仕切りを導入したことで、JR西日本で初めてなんだそうです。
握り棒は混雑時などに乗客が安定して立てるほか、座席から立ち上がる際にもつかみやすいそうです。また、仕切りは急停車などの際に衝撃を和らげるということみたいです。あと座席が7人から6人掛けになってますので、写真でいうと、3人ずつ座ることになります。
座る人によって、微妙にちょっとずつスペースが空いちゃって7人が座れないってこともありますので、スペースを小分けにしてくれると、座る場所が明確になるのでよいですね。
あと、1編成の先頭と最後尾の車両に1カ所ずつ、車いすとベビーカーの共用スペースを設けたり、ドア付近にはスピーカーを設置し、閉まる際に音声案内が流れるようになったそうです。
ちなみに1編成の意味は、運転台車両から運転台車両までのことで、真ん中辺りで途切れたりして、運転席がある車両が向き合ったりしていると、あれは2編成に分かれているということになります。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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