国内感染のデング熱が神戸に接近。西宮市で関西初の感染者がでた模様。

デングウイルス
西宮市保健所は7日(火)、西宮市内の女子大生(19)がデング熱に国内感染したと発表しました。神戸に近い場所での感染例ということになります。


ウイルスの遺伝子配列が東京・代々木公園での感染例と一致したそうですが、女子大生は東京周辺を訪れていないようなので、西宮市保健所は別の感染者が都内から西宮に移動し、蚊を介して女子大生に感染した可能性が高いとみているそうです。


関西で感染が推定されるのは初めてです。


デング熱はヒトスジシマカなどが媒介し、人から人に直接感染はしません。厚生労働省によると、国内感染は7日までに18都道府県で157例確認。静岡県の1例を除いて、すべて代々木公園を中心に蔓延した感染例なんだそうです。


女子大生は高熱や筋肉痛などを訴え、10月1日に同市内の医療機関を受診。同保健所の簡易検査で感染疑いがあるとされ、国立感染症研究所(東京)に確定検査を依頼してました。女子大生は入院中だが、快方に向かってます。


9月10~16日にマレーシアへの渡航歴がありますが、帰宅以降、西宮市外には出ておらず、「9月22日に複数回、自宅で蚊に刺された」と話しているそうです。


西宮市は7日夕、女子大生宅周辺で蚊を採取し、8日に兵庫県立健康生活科学研究所(神戸市兵庫区)にウイルス検査を依頼する予定で、同日朝から周辺の半径約200メートルで殺虫剤を散布するようです。


西宮市保健所によると、西宮市内でほかに感染者は確認しておらず、「二次感染の可能性は低く、市民には冷静に対応してほしい」と呼びかけています。 


ここからは推測ですが、「女子大生(19)がマレーシアからデングウイルスに感染した蚊(か)を連れて帰った」か東京・代々木公園の遺伝子配列と同じなので「東京で蚊(か)に刺されて感染した人が、西宮で別の蚊(か)に刺されて、女子大生(19)がその別の蚊(か)に刺された」とかなんでしょうか。改めて書きますが推測です。


地球温暖化の影響で、今後は日本でもデングウイルスを持った蚊(か)が飛ぶ日がくるんでしょうか。コワイですね。


 

この記事を書いた人

カズマ

神戸ジャーナル 編集長

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