神戸での「ポケモンGO」への対応をまとめてみました。たまたま生田神社の横通ったらめっちゃ人が集まってた。。

スマートフォン向けゲームアプリ「ポケモン GO」の提供が始まって数日が経ちましたが、神戸でもやってる「ぽい」人をたくさん見かけますね。

新しいゲームというか試みですので、これからゲームだけではなく、様々なビジネスに展開していくと思いますが、一方で、「歩きスマホ」ユーザーが拡大することは確実です。さっそく役所などでの対応が始まっていますので、まとめてみました。

神戸市

民間事業者、市民、職員から構成されるプロジェクトチームの設置

スマートフォンの進化が自治体行政、地域社会にどのような影響を与えるのかを把握・分析するため、「ポケモン GO」に関する事象などの情報収集を行うとともに、必要な対応の検討を行います。
検討分野は、安全・安心、地域コミュニティの形成、地域経済、まちのにぎわいづくり、子育て・教育など多岐にわたります。

『「ポケモン GO」などスマホの進化が地域社会・地域経済に与える影響に関する有識者会議』の設置

スマートフォンの進化が、地域社会、地域経済等にどのような影響を与えるのかについて専門的、大局的見地から意見をいただくため、有識者会議を設置します。
会議有識者には、品田裕（しなだゆたか）神戸大学大学院法学研究科教授をはじめ、３～５名程度の有識者をお迎えする予定です。

「ポケモン GO」などスマホの進化が地域社会・地域経済に与える影響に関する調査研究の委託

上記の取り組みと並行して、大学への委託による学際的な調査・研究を実施します。

まとめますと、これから色々な可能性を検討・検証していくという段階です。

たまたま、7月26日（火）に生田神社の前を通りましたが、すごい人でした。なんかのスポットに設定されているんだと思います。みなさんスマホを見つめています。

別の角度から。こちらでもスマホを見つめています。

兵庫県警察

主に防犯という観点から注意喚起があります。内閣サイバーセキュリティセンター（NISC）が制作した注意喚起になります。

大項目だけピックアップしときますが、こんな感じです。

1. 個人情報を守ろう

2. 偽アプリ、チートツール注意

3. お天気アプリは必ず入れよう

4. 熱中症を警戒しよう

5. 予備の電池を持とう

6. 予備の連絡手段を準備しよう

7. 危険な場所には立ち入らない

8. 会おうという人を警戒しよう

9. 歩きスマホは × ですよ

今回のゲームの特徴として「外で行う」ということがありますので、注意喚起の種類も、それに沿ったものとSNS全体に言えるものがあります。少なくとも、ゲームの性質から「9. 歩きスマホは × ですよ」は歩きスマホが前提となるゲームなだけに、少なくとも、駅のホームや自転車に乗りながらはやめましょうという内容になっています。なかなか難しいですね。

鉄道事業者

全国の鉄道事業者、地下鉄事業者が連名で、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」に関し安全確保などの観点から、鉄道施設内においてキャラクターが出現しないようにゲームを設定するなどの要請書を関係事業者へ提出したそうです。

鉄道事業者23社
北海道旅客鉄道株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、四国旅客鉄道株式会社、九州旅客鉄道株式会社、日本貨物鉄道株式会社、東武鉄道株式会社、西武鉄道株式会社、京成電鉄株式会社、京王電鉄株式会社、小田急電鉄株式会社、東京急行電鉄株式会社、京浜急行電鉄株式会社、東京地下鉄株式会社、相模鉄道株式会社、名古屋鉄道株式会社、近畿日本鉄道株式会社、南海電気鉄道株式会社、京阪電気鉄道株式会社、阪急電鉄株式会社、阪神電気鉄道株式会社、西日本鉄道株式会社

一般社団法人社日本地下鉄協会
東京都交通局、大阪市交通局、名古屋市交通局、札幌市交通局、横浜市交通局、神戸市交通局、京都市交通局、福岡市交通局、仙台市交通局

全事業者ではないですか、これだけの事業者が集まっていれば、おおよそ意見が一致していますので、何らかの対策がとられるんじゃないでしょーか。

ゲームにはクリア条件が設定されているので、ある程度時間がたてば落ち着くとは思いますが、もうしばらくは今の状況は続きそうです。