兵庫県知事と神戸市長の共同記者会見で発表していました『新長田合同庁舎』の建設ついて現在の様子を見てきました。
建設の目的は、阪神・淡路大震災の影響が残る新長田駅南再開発地区の活性化に向けて、兵庫県と神戸市の行政機関を移転し、県と市の職員合わせて最大1,000人程度が勤務して、周辺の活性化をはかるというものです。
山側を向くとこんな感じ。新長田駅のほうです。ケーズデンキが見えています。
海側を向くとこんな感じ。野瀬病院が見えています。アスタくにづか5番館に囲まれたエリアです。
敷地内。2019年度に完成予定とのことでしたが、今のところ目立った動きがありません。
ここにドカーンと8階建てのビルが建つことになるんですが、経済波及効果は、職員1,000人で、1億3,000万円が直接消費で、神戸市全域では185億円にもなるそうです。来庁者の消費なども含めれていると思います。ちなみに建設には数十億円かかる見込みです。
建設予定地を詳しく見てみるとこんな感じです。最寄り駅は地下鉄海岸線「駒ヶ林駅」です。
フロア割。ある程度入居する部署や外郭団体などは固まりつつあるようです。ここでのポイントは兵庫県と神戸市の税に関わる部署が入っていることで、業務効率化などのメリットがあるそうです。
場所については様々な意見はあるものの、一定程度地域活性化に繋がることを考えなければなりません。地元商店街の人などにとっては、メリットも大きいと思います。
新長田エリアでは他にも再開発事業の一環でプロジェクトが進んでいますので、定期的にウォッチしたいと思います。
カズマ
神戸ジャーナル 編集長
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